Wangari Maathai
ワンガリ・マータイ

Stevie Wonder shaking hands with UN Secretary-General Ban Ki-moon潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、ノーベル平和賞受賞者であり環境保護活動の主導者であるワンガリ・マータイ氏を、国連ピース・メッセンジャーに任命しました(2009年12月15日、コペンハーゲンで開催された国連気候変動会議にて)
© Mark Garten

環境と気候変動に関するピース・メッセンジャーに、ワンガリ・マータイ氏が任命されました。

マータイ氏は1940年、ケニアのニエリで、ケニア山高地の農家に生まれました。東・中央アフリカの女性として初めて博士号を取得した後、1977年、ナイロビ大学で獣医解剖学の准教授に就任しました。また同年、グリーン・ベルト・ムーブメント(Green Belt Movement)という草の根の環境団体も立ち上げています。この団体は、環境を保護し、持続可能な暮らしを促進するため植林活動を行う女性とその家族を支援し、これまでにケニア全土で4,000万本以上の植林をサポートしています。

マータイ氏はその後も、民主主義、人権、環境保護に関する活動をたゆみなく行ってきました。アフリカの債務免除を求める運動では中心的な役割を担う一方、公有森林の保護にも活発に取り組んでいます。2004年にはノーベル平和賞を受賞し、平和のためには資源を持続可能かつ公平な形で配分することが必要であると訴えました。コンゴ盆地森林の親善大使も務めるマータイ氏は、ノーベル女性の会(Nobel Women’s Initiative)の創設メンバーでもあります。