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国連統計委員会、持続可能な開発目標を測るグローバル指標に合意

2016年03月16日

国連統計委員会は3月11日、2030年までの貧困対策の指針となる新たな持続可能な開発アジェンダの達成度を策定する一連のグローバル指標に合意しました。

統計委員会は、持続可能な開発目標(SDGs)のグローバルなフォローアップと審査を目的とするグローバル指標枠組案を承認し、その第47会期の幕を閉じました。

呉紅波(ウ・ホンボ)事務次長(経済社会問題担当)は、レニ・モンティエル経済開発担当事務次長補が代読した挨拶の中で「もちろん、指標枠組みの完成で作業が終わるわけではありません。むしろ、それは始まりにすぎません」と述べました。

ニュースリリースによると、SDGs指標に関する機関間専門家グループ(IAEG-SDGs)が提案したこれら230のグローバル指標は「17項目のSDGs達成に向けたグローバル・レベルでのフォローアップと審査を目指す厳密な枠組み」となっています。

この枠組みは、地域や国レベルでの達成状況を追跡するようにはできていません。それは国ごとの実情に依拠するものです。2030アジェンダの国別、テーマ別実施状況は、持続可能な開発に関する国連ハイレベル政治フォーラムが7月から審査することになっています。

呉事務次長は「SDGs指標には、かつてない量のデータの作成と分析が必要になります。これが先進国、途上国を問わず、各国の統計システムに大きな課題を投げかけることも明らかです」と強調しています。

当初のグローバル指標枠組みはこれから、経済社会理事会(ECOSOC)と総会に提出の後、採択される予定です。

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