SDGs 学生フォトコンテスト2017 ブラジルのルイス・グスターヴォ・カヴァリェイロ・シウヴァさんが 大賞(外務大臣賞)を受賞!
プレスリリース 17-060-J 2017年10月24日
ブラジルのルイス・グスターヴォ・カヴァリェイロ・シウヴァさんが
大賞(外務大臣賞)を受賞
~身近なSDGsの課題をカメラで捉える~
東京発で昨年から始まった持続可能な開発目標(SDGs)学生フォトコンテストは、今年ますますグローバル色を強め、世界73カ国から1,000点以上の応募を集めました。これは応募数で昨年を60%上回る増加です。
その中から栄えある大賞(外務大臣賞)に輝いたのは、ブラジルのルイス・グスターヴォ・カヴァリェイロ・シウヴァさんの“WOMAN OF COOCASSIS!” (リサイクル品を回収するCOOCASSISの女性)です。写真には、COOCASSISという社会環境団体でリサイクル品を集める女性の姿が描かれていおり、「地域社会の支援で彼女は家族を支えると同時に、環境にやさしい社会づくりにも貢献しています。この女性の仕事はまさにSDGsに込められた大切なメッセージだと気付き、これを多くの人と共有したいと考えました」と、カヴァリェイロさんは述べました。
受賞作品はこちらからご覧いただけます。
国連デー(10月24日)に上智大学で行われた授賞式では、主催者である国連広報センターの根本かおる所長が「本コンテストを通して、世界の学生がSDGsに関して自分事として捉えるようになればと願っています。学生たちの写真には、私たちにとっての緊急課題を多くの人に伝える力があります」と、述べました。また、「叡智が世界をつなぐ」という理念の下にグローバル化を推進する上智大学の曄道佳明学長が「このような世界中から多くの応募がある写真展を主催することは、光栄です」と、本フォトコンテストのSDGs周知への貢献に大きな期待を寄せました。「学生たちの作品の質の高さに驚きました」と、審査委員長のレスリー・キー氏は以下のように述べています。「受賞作品に選ばれた作品には、SDGs達成に向けた熱意が感じられます」と付け加えました。
入選者(全)は以下の通りです。
◇受賞者 (氏名・国籍・所属・作品名)
大賞(外務大臣賞)
・ルイス・グスターヴォ・カヴァリェイロ・シウヴァ
(ブラジル、Universidade Estadual Paulista)
“WOMAN OF COOCASSIS!” (リサイクル品を回収するCOOCASSISの女性)
優秀賞
・モハンマド・ラキブル・ハッサン (バングラデシュ、University of Oxford)
“FISHERMEN” (漁師)
・ブルース・ティマナ (ペルー、César Vallejo University)
“DISTANT REALITIES” (遠い現実)
・マシュー・パー・クウェシー・ウィリアムズ (ガーナ、Morgan International Community School)
“STRUGGLE OF CHILDHOOD” (子ども時代の苦難)
TOGETHER賞
【難民と移住者を受け入れることによって生まれる多様性を讃える社会づくりのためのTOGETHERキャンペーンの一環として】
・大橋 彩香(日本、明治大学)
“EDUCATION FOR REFUGEE CHILDREN” (教育という希望)
コンセプト賞
【抽象的、イメージ的にSDGsを表現した作品】
・ソファア・オヴォレンツェヴァ (ロシア、MGIMO University)
“Don’t go breaking my heart”(私の心を傷つけないで)
入賞
・キアラシュ・エグバリ・セレシト(イラン、University of Tehran)
“THE LOOK” (まなざし)
・タイ・グエン (ベトナム、An Giang University)
“HAVING WATER, HAVING SMILE AND HAVING LIVES” (生活に笑顔をもたらす水)
・若林 絵里香 (日本、慶應義塾大学)
“A KITE IN THE SKY” (空に舞う凧)
・竹田 有里 (日本、上智大学)
“Bathing at slum along railroad” (レールウェイスラムでの入浴)
・プラビラ・タルクダール (インド、Indira Gandhi National Open University)
“CHASING DREAMS” (夢を追いかけて)
・リス・ドーレア (ブラジル、University of São Paulo)
“BOND” (絆)
・パーサ・バニック(バングラデッシュ、University of Chittagong)
“EDUCATION FOR ALL” (全ての人に教育を)
・ジョアォン・アタイーデ (ブラジル、UNIFATEA)
“QUILOMBOLA REFUGIADA” (キロンボの少女)
・大久保 楽 (日本、慶應義塾大学)
“AFTER SCHOOL” (日常)
- 審査員
レスリー・キー (写真家)
木村 祐一 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属 お笑いタレント)
大野 明 (朝日新聞東京本社 映像報道部長)
水島 宏明 (上智大学 文学部新聞学科教授)
マーク・ガーテン(国連広報局 オーディオビジュアル・サービス・セクション 国連写真ユニット長)
❖ TOGETHER賞
審査チーム:国際労働機関(ILO)、国際移住機関(IOM)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連広報センター(UNIC)、国連児童基金(UNICEF)、国連大学(UNU)
❖ コンセプト賞
審査員:ゲッティイメージズジャパン
本コンテストは、国連広報センターと上智大学が主催をし、ゲッティイメージズジャパンが特別協力をしています。
~ 写真展のご案内 ~
ユニクロ店舗における全受賞作品の展示
- 10月25日(水)~10月30日(月) ビックロ新宿東口店
- 11月2日(木)~11月6日(月) 心斎橋店
- 11月9日(木)~11月14日(火) 吉祥寺店
上智大学でのSDGs学生フォトコンテスト2017 入賞作品展
10月31日(火)~ 11月10日(金)9:00 ~ 17:00
四谷キャンパス2号館1階 エントランスロビー
申込不要/入場無料 ※10月24日の受賞式でも会場ホワイエにて展示
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