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信託統治理事会出典「国連の基礎知識」

Trusteeship Council

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信託統治理事会は、もともと国連憲章によって設立され、国連加盟7カ国の施政下に置かれた11の信託統治地域の施政を国際的に監督し、かつ適切な措置を取ってこれらの地域が自治もしくは独立に向けた準備ができるようにすることを目的とした。この作業は49年間続いた。1994年の決議によって理事会はその手続き規則を改正し、毎年会合するとの義務をなくし、必要に応じて理事会を開催することにした。したがって、理事会は、理事会もしくは理事会議長の決定によって、または、理事会メンバーの多数もしくは総会および安全保障理事会の多数の要請によって理事会が開かれる。その後の1994年11月1日、国連の最後の信託統治地域であったパラオが独立したことを受けて、信託統治理事会はその作業を停止した。