国連合同エイズ計画
1996年以来活動を続ける国連合同エイズ計画は、HIV/ エイズ感染に対して包括的かつ調整の取れたグローバルな行動を進める国連の機関である。HIVの新たな感染を減らし、エイズ流行のピーク時よりエイズ関連の死亡者数を減らし、エイズの感染はもはや死の宣告ではなく、対処可能で慢性的な症状であることを証明するために重要な役割を果たしている。UNAIDSは、HIVの新たな感染ゼロ、差別ゼロ、エイズ関連死者ゼロの共通のビジョンを達成できるように世界を導き、かつそのように仕向ける。UNAIDSは国連の11の機関、すなわち、国連難民高等弁務官(UNHCR)、国連児童基金(ユニセフ、世界食糧計画(WFP)、国連開発計画(UNDP)、国連人口基金(UNFPA)、国連薬物犯罪事務所(UNODC)、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN‒Women)、国際労働機関(ILO)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)、世界保健機関(WHO)、世界銀行(World Bank)が一体となって活動を進め、また、対エイズ対策が最大の成果を生むようにグローバル、国内のパートナーと緊密に連携する。