国連人間居住計画
国連人間居住計画(ハビタット)は1978年に設立され、持続可能な人間居住開発を促進する。そのため、周知活動、政策策定、人材育成、知識の啓発、政府と市民社会とのパートナーシップの強化を図る。持続可能な都市化と人間居住開発に関する中心機関として、他の国連機関との協力のもとに「国連ニュー・アーバン・アジェンダ(UNA)」の実施、フォローアップ、レビューを調整する。また、他の関係機関とともに、ニュー・アーバン・アジェンダと持続可能な開発目票の実施のための証拠に基づく、実際的なガイドラインを作成する。ハビタットはまた、ニューアジェンダの効果的な実施と監視のための基準と能力強化を進める作業の調整を図る。その技術支援計画とプロジェクトではスラム環境の改善、都市貧困層の削減、災害後の復興、都市水道や衛生施設の提供、シェルターの提供などが重視されている。
ハビタットの活動は、58カ国構成の管理理事会が管理する。