1980年に設立された国連軍縮研究所は、国連の中にあって自治的なシンクタンクで、軍縮と安全保障に関する政策や事業業計画、慣行を改善するために軍縮に関する知識の普及をはかり、活動を進める。新たな問題に関する新しい考え、事実に基づく分析によって新しい時代を築いて行くリーダーシップ、多国間の軍縮関連の問題におけるまとめ役としてその任務を果たす。軍縮研究所は現在および将来の安全保障問題を検討し、戦術的核兵器、核の危機、サイバー戦争、自動兵器システム、宇宙の安全、爆発兵器、兵器と弾薬の管理など、さまざまな問題を取り上げる。また、専門家レベルの会議や会合を開催し、調査分析を行い、各種の刊行物や報告書、論文を発行する。