本文へスキップします。

  • プリント

ここから本文です。

国際連合訓練調査研究所(UNITAR)広島事務所

United Nations Institute for Training and Research (UNITAR) Hiroshima Office

UNITARとは

国連事務次長補兼国連ユニタール総代表
ニキル・セス

国連訓練調査研究所(ユニタール)は、現代の社会が直面している様々な課題を効果的に克服できるように、研修や能力開発の機会を提供し、個人、政府や組織を支援しています。

スイスのジュネーブ本部のほか、ニューヨーク事務所、広島事務所、ボン事務所があり、世界中の様々なネットワークを最大限に活かして活動しています。

ユニタールのビジョン、ミッション、バリューについて

ユニタール は 2030 アジェンダに沿って、「Peace」、「People」、「Planet」、「Prosperity」をテーマとした柱を中心に活動しています。さらに、多国間外交の強化(Multilateral Diplomacy)、2030 アジェンダの推進、技術とデータを通じた研究ソリューションの提供 (UNOSAT) といった分野などにも領域を広げ、横断的な取り組みにおいて研修やサービスを提供しています。

私たちは、パートナーとの強固な協力関係こそが、効果的、効率的、そして持続可能な成果につながると信じています。弊所は、国連機関や国際機関、政府、大学、その他の学術団体、NGO、財団、民間企業など、さまざまなパートナーと協力しており、パートナーの皆様は、ビジネスの経済的支援、プロジェクトの企画や運営など研修のコンテンツ面の支援、そしてより広い範囲で戦略的に活動が行えるよう、さらにパートナーの輪を広げるためのサポートなども行っていただいています。ユニタールの研修生の 3 分の 2 以上がパートナーと連携した研修により学びを深めています。ユニタールが提供する多くの研修は、パートナーの専門知識や地域特有の知識とユニタールの専門知識が合わさったものとなっています。

UNITAR広島事務所からのメッセージ

広島事務所長
三上 知佐(みかみ ちさ)

「ユニタール広島事務所の20年にわたる経験と実績をもとに、多様なパートナーと協力しながら、より良い未来を切り開くために、ユニタールの世界レベルの学習・知識共有サービスを国や機関、人々に提供し続けたいと思います。また、(2030アジェンダの)『誰ひとり取り残さない』という精神で、これまで我々の研修を受けられなかった人々にも機会を提供できるよう、尽力する所存です。」

国連ユニタール広島事務所は2003年に設立されて以来、20年間にわたり、累計6万人以上に対面式やオンラインの研修を提供してまいりました。紛争後復興の過程にある国の人々への研修などには、広島という立地を生かし、原爆投下後から現在の平和都市に至る過程を一つの復興モデルとして研修に組み込むなど、平和で公正な社会の実現にも貢献しています。

広島事務所は、2019年より持続可能な繁栄局(Division for Prosperity)の一部として、ジュネーブ本部の職員とともに、以下領域を軸に研修を実施しています。

  • 不正防止
  • デジタルスキル
  • 貿易・金融
  • 広島と平和
  • インクルーシブな社会
  • 社会的起業

ユニタール広島事務所の活動は日本国政府、広島県、広島市などの政府機関や民間団体、広く市民のみなさまなどからのご支援を受けて実施しています。

なお、日本での公的な支援組織として、2019年に一般社団法人「国連ユニタール協会」が創設され、国連ユニタールの広報・啓発活動に協力しています。

(2024年4月現在)

お問い合わせ先

国際連合訓練調査研究所(UNITAR)広島事務所

〒730-0811
広島市中区中島町3-25
ニッセイ平和公園ビル8階
Tel:082-236-3808 / Fax:082-236-8081
https://unitar.org/ja/hiroshima