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アナン国連事務総長、ラフューディン・アハメド氏を特別顧問に任命:
戦後イラクでの国連の潜在的役割の中心に

プレスリリース 03/034-J 2003年04月11日

 アナン国連事務総長は4月7日、安全保障理事会のメンバーと会合を開き、事務次長レベルのイラクに関する特別顧問としてラフューディン・アハメド氏(パキスタン)を正式に起用する意向を伝えました。アハメド氏は今年2月以来、戦後イラクにおいて可能な国連の関与を検討する上で、国連システムに対し助言を提供しています。
 
 イラク情勢の急展開と、戦後イラクにおける国連の潜在的役割に関する議論の広がりを受け、こうした役割に関するさまざまなシナリオを検討するため、アハメド氏は、国連のフォーカル・ポイントとしての役割を務めることになりました。また、現在の軍事行動が終結した後に、安全保障理事会が何らかの役割の遂行を国連システムに委任することがあれば、同氏はこれに関しても、事務総長に助言を行うことになっています。