11月26日、ニューヨークの国連本部においてコフィー・アナン国連事務総長は国際社会に対して18件の人道的危機に関するアピールを行い、戦争や紛争の被害を受けて困窮状態にある3,300万人以上の人々を救うためには、2002年に25億米ドルが必要だと訴えます。本年度の国連による統一アピールのテーマは「弱者へ支援の手を」です。

これを受けて、翌日11月27日には東京を含む世界7つの主要都市で個別アピールが行われます。ロンドンではキャロル・ベラミー国連児童基金（UNICEF）事務局長、ワシントンはキャサリン・バーティーニ世界食糧計画（WFP）事務局長、ブリュッセルではルード・ルベルス国連難民高等弁務官（ＵＮＨＣＲ）、コペンハーゲンではメアリー・ロビンソン国連人権高等弁務官（ＵＮＨＣＨＲ）、ヘルシンキではフランシス・デン国内避難民に関する国連事務総長特別代表、そして東京では大島賢三緊急援助調整官および人道問題担当事務次長が各々行います。多くの援助受益国においても様々な公的行事が予定されています。

対象となる18件の人道危機は以下の国・地域を含みます。アフガニスタン、アンゴラ、ブルンジ、朝鮮民主主義人民共和国、コンゴ民主共和国、エリトリア、エチオピア、大湖地域・中央アフリカ、インドネシア、北コーカサス（ロシア連邦）、ソマリア、南東ヨーロッパ、スーダン、タジキスタン、ウガンダおよび西アフリカ（ギニア、リベリア、シエラレオネを含む）。このような国や地域では一般市民が紛争や自然災害の深刻な被害に苦しんでおり、国際社会の援助の手が差し伸べられるのを待っています。

国連の統一アピールの目的は、一貫し、かつ、効率的な方法でニーズを訴えることです。これは国連諸機関およびそれらのパートナーが、複雑な緊急状況に対応するために協力をして行く、という意思表示なのです。紛争や自然災害によって深刻な被害を受けている多くの人々に希望を与えるためにも、ドナーはこれらのアピールに対し寛容な貢献を行うことが求められています。
アピールの詳細はwww.reliefweb.intまたはPhyllis Lee, OCHA-New York Tel. +1 212 963-4832 (leep@un.org) もしくは Elizabeth Byrs, OCHA-Geneva Tel. +41 22-917-2653 (byrs@un.org) までご連絡下さい。

日時：	11月27日（火）	10：00 ～ 11：15	第一部 － グローバル・アピール
		11：15 ～ 11：30	コーヒーブレイク
		11：30 ～ 13：00	第二部 － 中央アジア（アフガニス タンとタジキスタン、 パネル討論を含む）
		13：00 ～ 14：00	レセプション
場所：	ＵＮハウス（国連大学ビル）5階エリザベス・ローズ会議場 ただし レセプションは2階レセプション・ルーム

東京アピールに参加ご希望の方は、添付の申込書に記入後、国連広報センターまでお申し込み下さい。

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記者会見のお知らせ

また、上記国連統一アピールのために来日する大島賢三国連事務次長（人道問題担当）は、日本記者クラブにおいて下記のとおり記者会見を行います。出席ご希望の方は、直接日本記者クラブ事務局までＦＡＸ（０３－３５０３－７２７１）または電話（０３－３５０３－２７２２）でお申し込みください。

記

日　　時：	１１月２７日（火）１５：００～１６：００
場　　所：	日本記者クラブ　９階宴会場

 

申込書・Reply Sheet

 

国連広報センター　担当：岸田 UNIC Tokyo 　Attn: Ms Kishida
Fax:03-5467-4455　Tel: 03-5467-4451/2　E-mail: unictok@blue.ocn.ne.jp

□ 「東京アピール」に参加を希望します □ I would like to attend TOKYO APPEAL

 

日 時:	2001年11月27日(火)　午前10:00－午後1：00
場 所:	UNハウス（国連大学ビル）５階エリザベス･ローズ会議場
Date:	Tuesday 27 November 10:00am－13:00pm
Place:	UN House (UNU Building) 5th floor, Elizabeth Rose Conference Hall

 

□ レセプションに参加を希望します (13:00－14:00pm) □ I would like to attend the reception.

 

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