テロ:安保理決議1368
プレスリリース 01/78-J 2001年09月28日
国際連合
安全保障理事会
S/RES/1368(2001) 2001年9月12日 |
決議1368(2001)
安全保障理事会により、2001年9月12日の第4370回会合にて採択
安全保障理事会は、国連憲章の原則と目的を再確認し、
あらゆる手段により、テロ行為に起因する国際の平和と安全に対する脅威と闘うことを決意し、
国連憲章に従った固有の個別的あるいは集団的自衛権を認識し、
1. 最も強い言葉をもって、2001年9月11日にニューヨーク、ワシントンおよびペンシルベニアで発生した恐ろしいテロ攻撃を断固として非難するとともに、あらゆる国際テロ行為と同様、かかる行為を国際の平和と安全に対する脅威と見なす。
2. 犠牲者とその家族、および、米国の国民と政府に対し、最も深い同情と弔意を表する。
3. すべての加盟国に対し、これらテロ攻撃の犯人、組織者および後援者を裁くため、緊急に協力することを求めるとともに、これら行為の犯人、組織者および後援者を援助したり、支援したり、かくまったりしている者はその責任を問われることを強調する。
4. また、国際社会に対し、協力の強化、ならびに、関連する国際テロ対策条約、および、1999年10月19日の決議1269(1999)をはじめとする安全保障理事会決議の完全な履行によるものを含め、テロ行為を防止し、取り締まる努力をさらに強めるよう求める。
5. 国連憲章によるその責任に従い、2001年9月11日のテロ攻撃に対処し、あらゆる形態のテロリズムと闘うべく、すべての必要な手段を講じる用意を表明する。
6. この問題の審議を続けることを決定する。