南スーダン共和国、193番目の国連加盟国に
2011年07月15日
国連総会は2011年7月14日、スーダンから分離・独立した南スーダン共和国の国連加盟を全会一致で承認しました。2006年のモンテネグロ共和国以来となる新規加盟で、南スーダンは193番目の加盟国となりました。
潘基文(パン・ギムン)事務総長は承認後の挨拶の中で、「Welcome, South Sudan. Welcome to the communities of the nations. (南スーダン、国際社会へようこそ)」と呼びかけ、新しい加盟国を迎え入れました。
―事務総長の挨拶の全文(日本語)はこちら。
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ジョセフ・ダイス第65回国連総会議長は、この日を「アフリカと世界にとって歴史的な瞬間」とし、「私たちは今日、南スーダンを他の加盟国と同様の権利と責任を伴う国として、国際社会に迎え入れるのです」と述べました。
-総会議長の挨拶の全文(英語)はこちら。
リアク・マシャール南スーダン副大統領は、「国連への加盟承認に対し、南スーダン政府と人民を代表して感謝を伝えたい」と語り、同国が「地域においては平和をはぐくむと共に、自国においては力強く発展的な国づくりにまい進することを誓う」と決意を述べました。
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