ナイジェリアの首都アブジャで8月26日、26の国連機関が入るビルが襲撃され、多数の死傷者が出た。潘基文(パン・ギムン)事務総長は同日、声明を発表し、開発や人道支援に携わり命がけで人々を救う努力をしていたスタッフへの襲撃を強く非難した。
潘事務総長は、アシャ=ローズ・ミギロ副事務総長を急きょ現地へ派遣し、緊急事態への対応を図った。自動車を利用した爆破テロと見られる現場の惨状を確認したミギロ副事務総長は29日、「道徳的に非難されるべき行いだ」と述べると共に、「国連の職務遂行が妨げられることはない」として支援活動の継続を誓った。
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