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アントニオ・マリア・コスタ  国連薬物犯罪事務所 事務局長 兼 国連ウィーン事務局長

プレスリリース 08/008-J 2008年02月01日

*United Nations Office on Drugs and Crime (UNODC) の日本語表記について、国連広報センターはこれまで「国連薬物犯罪オフィス」と表記していましたが、このたびその表記を変更し、 「国連薬物犯罪事務所」とすることにいたしました。

略歴

アントニオ・マリア・コスタ

国連薬物犯罪事務所 事務局長 兼 国連ウィーン事務局長

アントニオ・マリア・コスタ氏(イタリア)は2002年5月、国連薬物犯罪事務所(UNODC)事務局長 兼 国連ウィーン事務局(UNOV)局長に任命されました。このポストは国連事務次長格にあたります。

コスタ氏は1941年6月16日、イタリア生まれ。トリノ大学から政治学士号(1963年)を、モスクワ大学から数理経済学士号(1967年)を、カリフォルニア大学バークレー校から経済学博士号(1971年)をそれぞれ取得しています。

1969年から1983にかけ、コスタ氏はニューヨークの国連国際経済・社会局で上級エコノミストを務めました。その後、パリの経済協力開発機構(OECD)で事務次長に任命され、1987年までその職にありました。また、OECD金融取引作業部会(後のFATF)やIMF/世銀暫定委員会、経済政策調整に関するG10グループの委員も務めました。

1987年から1992まで、コスタ氏は欧州連合(EU)委員会で経済金融局長を務める傍ら、その職務によりG8会合のEUシェルパ(案内)役も果たしました。その後は欧州復興開発銀行(EBRD、本部ロンドン)の事務局長に就任。政治問題、制度問題、コーポレートガバナンス(企業統治)、株主関連問題の監督を担当しました。

コスタ氏はロシア語をはじめ、数多くの言語に堪能です。

コスタ氏は既婚で、イタリア、コロンビア、エチオピアからの養子が3人います。

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出典:http://www.unodc.org/unodc/en/leadership.html