“Year in Review 2008” 国連の動きを映像で振り返る
プレスリリース 09-003-J 2009年02月12日
国連広報局映像部(ニューヨーク)は、2008年の国連の活動を振り返る映像資料(VHS)“Year in Review 2008”を制作しました。“Year in Review” は1987年より毎年制作され、10~15分程度の中にその年のハイライト的な活動を6つの国連公用語でまとめています。
2008年は金融破綻の衝撃が世界中に走り、また、気候変動の影響が至るところで見られた年でした。2015年までに貧困の解消を目指すミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた中間点にあたる2008年、国連は世界の指導者を集めて達成への誓いを新たにしました。“Year in Review”では国連の活動と並んで世界各地での出来事を、指導者や市民の声とともに紹介しています。
本映像の内容を日本語で簡単にまとめましたので下記をご参照下さい。また、国連本部のウエブサイト http://www.un.org/av/unfamily/yir2008.html でも内容をご覧になれます。ナレーション原稿や放映に関する詳しいお問合せは、下記担当者までお願いします。
タイトル(尺・言語):Year in Review 2008 (11分28秒・英語)
内容:オープニング(飢餓、政治危機、自然災害、気候変動影響など困難の続いた2008年)、世界の金融市場に衝撃(ウォール街の証券取引所、アフリカ市場)、国連PKO60周年(潘基文国連事務総長、パリ・シャンゼリゼでのPKO要員によるパレード、各地での平和維持活動)、コンゴ問題(人で溢れる難民施設、国連/AU混合部隊(UNAMID)、安全保障理事会がコンゴへの増派承認、オバサンジョ国連特使)、ダルフール問題(ホームズ国連緊急援助調整官、国連ピース・メッセンジャーの俳優ジョージ・クルーニ氏がダルフール訪問)、ソマリア難民キャンプ(ソマリア付近の公海で海賊行為を取り締まる各国海軍の船舶)、各地の紛争(ジンバブエでの食糧配給、コレラ患者、グルジア紛争、UNHCR難民キャンプ、UNICEFマリア・カルヴィス氏、アフガニスタンでの難民キャンプ、イラク、ガザでの戦闘)、国際社会の和平努力(ペレス・イスラエル大統領による国連での記者会見、国連総会で一般討論演説に立つアッバース・パレスチナ自治政府議長、ムンバイでのテロ事件、平和文化会議での各国指導者と潘事務総長、ベネディクト16世ローマ法王が国連訪問、コソボ独立、ハーグの国際司法裁判所におけるカラジッチ被害に対する第1回罪状認否の資料)、相次ぐ自然災害(水害に襲われるハイチ、ミャンマーでのサイクロン、潘事務総長によるミャンマー被災地視察)、MDGハイレベル会合、世界人権宣言60周年、など。【各項目約10秒~30秒】
《お問合せ先》 国連広報センター 担当:岡野 (Tel: 03-5467-4451、Fax: 03-5467-4455)