「国連ウィーク2009」始まります。
プレスリリース 09-039-J 2009年08月18日
国連広報センターは今秋、国連コミュニケーションズ・グループ・ジャパン(UNCG-J)*、外務省、日本国際連合協会、模擬国連委員会と共に「国連ウィーク2009」を開催します。10月16日(金)から24日(土)までの
1週間にわたり、地球規模の課題に焦点を当てながら、国連を通して世界と私たちの未来を考える様々なイベントを全国各地で開催する取り組みです。「国連ウィーク」は今年初めて実施されます。
「国連ウィーク2009」のキックオフ・イベントは、貧困の解消と国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成を求めて世界中の人々が同時に立ち上がる「Stand Up Take Action(スタンド・アップ・テイク・アクション)」です(10月16日から18日の3日間)。2015年までに地球上の貧困を半減するなど、世界の指導者たちが2000年の国連ミレニアム・サミットで誓った約束がきちんと守られることを求め、世界中の市民社会が意思表示をするキャンペーンです。昨年のスタンド・アップ・テイク・アクションでは、世界131カ国で約1億1,700万人(日本では約2万2千人)が立ち上がり、ギネス記録を更新しました。国連は、10月16日を「世界食糧デー」、翌17日を「貧困撲滅のための国際デー」に定めています。
「国連ウィーク2009」最終日の10月24日は、「国連デー」です。今から64年前に国連憲章が発効したことを記念し、世界各地で毎年、様々な記念行事が行われています。
「国連ウィーク2009」期間中に、全国で数多くの国連関連イベントが企画され、より多くの方が国連に関心を持ちその活動を知っていただけるよう、国連広報センターは「国連ウィーク2009」のスペシャル・ロゴとポスターを作成しました(制作協力:デザイナー坂井大輔)。 同ウィークの趣旨に同意し、国連に関するイベントの開催を予定・検討されている方々に広く活用いただければと願っています。詳細はhttps://www.unic.or.jp/un_week/ をご覧ください。
現時点で予定している主要イベントは以下の通りです。
-Stand Up Take Action(スタンド・アップ・テイク・アクション)
10月16日(金)~18日(日)、全国各地
[GCAP Japan主催、国連広報センター協力]
-国際さいたまシンポジウム「ミレニアム開発目標の実現に向けて」
10月17日(土)~18日(日)、浦和ロイヤルパインズホテル
[国際さいたまシンポジウム実行委員会、日本国際連合協会共催]
-国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール・中央大会(本選)
10月19日(月)、国連大学本部・エリザベスローズホール
[日本国際連合協会、外務省共催]
-国連デー2009シンポジウム
10月23日(金)、国連大学本部・ウタントホール
[国連大学主催]
-ソーシャル・ベンチャー・コンペティション「ビジネスと国連で世界を変えよう」
10月24日(土)、国連大学本部・エリザベスローズホール
[模擬国連委員会主催]
「国連ウィーク2009」に関するお問い合わせ:
国連広報センター(「国連ウィーク」担当) メール:unweek@gmail.com または電話(Tel: 03-5467-4451)
* 国連コミュニケーションズ・グループ・ジャパン(UNCG-J)は、国連システムの共通コミュニケーションのプラットフォームであり、国連事務局および国連関連諸機関の広報担当によって構成されています。UNCG-J に参加している日本国内にある国連機関は以下のとおり。
国連食糧農業機関(FAO)日本事務所、国際原子力機関(IAEA)東京地域事務所、国際労働機関(ILO)駐日事務所、国際復興開発銀行/国際開発協会(世界銀行)(IBRD/IDA)東京事務所、国際金融公社(IFC)東京事務所、国際通貨基金(IMF)アジア太平洋地域事務所、多数国間投資保証機関(MIGA)、国連アジア太平洋統計研修所(SIAP)、国連アジア極東犯罪防止研修所(UNAFEI)、国連地域開発センター(UNCRD)、UNCRD防災計画兵庫事務所、国連開発計画(UNDP)東京事務所、国連環境計画(UNEP)国際環境技術センター(IETC)、UNEP-北西太平洋地域海行動計画(NOWPAP)地域調整部富山事務所、国連人口基金(UNFPA)東京事務所、国連人間居住計画(ハビタット)アジア太平洋事務所(福岡)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所、国連広報センター(UNIC)、国連児童基金(ユニセフ)東京事務所、国連工業開発機関(UNIDO)東京投資・技術移転促進事務所、国連国際防災戦略(UN-ISDR)兵庫事務所、国連訓練調査研究所 アジア太平洋地域広島事務所(UNITAR HOAP)、国連人道問題調整事務所(UN OCHA)リリーフウェブ神戸、国連大学(UNU)、国連大学高等研究所(UNU/IAS)、国連ボランティア計画(UNV)、WFP 国連世界食糧計画 日本事務所、世界保健機関・健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)、世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所