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略歴 B.リン・パスコー 政治問題担当国連事務次長

プレスリリース 10-009-J 2010年02月08日

B.リン・パスコー氏(米国)は2007年3月1日、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の任命により、政治問題担当国連事務次長に就任しました。

パスコー氏は、国連システムに加わる前の2004年10月から2007年2月まで駐インドネシア米国大使を務めました。それ以前は、駐マレーシア大使、旧ソビエト内地域紛争米国特別調整官、米国国務省ヨーロッパ・ユーラシア局次官補代理を歴任しました。

パスコー氏は1996年、米国国連常駐代表部・特別顧問として国連に勤務。それ以前の1993年から1996年までは米国在台湾協会所長を務めたほか、国務省東アジアおよび太平洋地域局首席国務次官補代理、在中国米国大使館首席公使、米国国務省事務副秘書官、米国国務副長官特別補佐官を歴任。

40年近くに及ぶ米国外交局での経歴の中で、パスコー氏はソビエトおよび中国デスクでの勤務経験を持っており、モスクワ、香港、バンコク、北京(2回)、クアラルンプールに配属された経験を持ちます。パスコー氏は標準中国語を話します。

1943年、米国ミズーリ州生まれ。カンザス大学にて学士号を、コロンビア大学にて修士号をそれぞれ取得。妻ダイアンとの間に2人の成人した娘と2人の孫がいる。