MDG アドボカシー・グループ 結成
プレスリリース 10-040-J 2010年06月28日
国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた支援を活発化するため、潘基文(パン・ギムン)事務総長はこのたび、MDGsの各目標の履行を促進する上で優れたリーダーシップを発揮している
著名人による「MDGアドボカシー・グループ」を設けました。メンバーには豊かな経歴と幅広い専門性をもつ著名人が選ばれており、グループの結成は、9月にニューヨークの国連本部で開催されるMDGサミットの準備段階において、すべてのステークホルダーがこのプロセスに参加する必要性があることを明確に示すものです。
MDGアドボカシー・グループの結成は、2015年の目標期限までにMDGsを達成するため、各方面からの力を結集する中で、9月のMDGサミットを転機にしようとする試みです。MDGs達成のための政治的意思を構築し、世界的な行動を促す上で、事務総長をサポートしていくことが重要な役割となります。
共同議長
ポール・カガメ ルワンダ大統領
ホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ スペイン首相
メンバー
ムハマド・ユヌス(バングラディッシュ)
ノーベル平和賞受賞者、グラミン銀行創設者
重点領域:MDG8(開発のためのグローバル・パートナーシップの構築)
ミチェル・バチェレ(チリ)
前チリ大統領
重点領域:MDG3(ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上)
スティーヌ・ボッス(デンマーク)
トリグヴェスタ・グループ最高経営責任者(CEO)、ボーヌフォンデン(児童基金)議長
重点領域:MDG3(ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上)
フィリップ・ドスト・ブラジ(フランス)
革新的な開発資金に関する国連事務総長特別顧問
重点領域:MDG4、5、6(幼児死亡率の引き下げ、妊産婦の健康状態の改善、
HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延防止)
米倉弘昌(日本)
住友化学株式会社 代表取締役会長、日本経済団体連合会会長
重点領域:MDG6(HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延防止)
ワンガリ・マータイ(ケニア)
ノーベル平和賞受賞者、環境保護・政治活動家
重点領域:MDG7(環境の持続可能性の確保)
ド・ヨンシム(韓国)
世界観光機関(UNWTO)観光開発を通じた貧困軽減プロジェクト(ST-EP)財団代表
重点領域:MDG2(普遍的な初等教育の達成)
フリオ・フレンク(メキシコ)
ハーバード公衆衛生大学院学長、元メキシコ保健相
重点領域:MDG4、5、6(幼児死亡率の引き下げ、妊産婦の健康状態の改善、
HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延防止)
アキン・アデシナ(ナイジェリア)
アフリカ緑の革命のための同盟(AGRA)副会長
重点領域:MDG1(極度の貧困と飢餓の撲滅)
シェイカ・モーザ・ビント・ナーセル・アル・ミスナド妃殿下(カタール)
カタール首長夫人、カタール教育・科学・地域開発財団代表
重点領域:MDG2(普遍的な初等教育の達成)
グラサ・マシェル(南アフリカ/モザンビーク)
元大統領夫人、女性と子どもの権利擁護者
重点領域:MDG3(ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上)
ヤン・エリアソン(スウェーデン)
国際NGOウォーターエイド・スウェーデン代表、元国連総会議長
重点領域:MDG6(HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延防止)
レイ・チャンバーズ(米国)
マラリアに関する国連事務総長特使
重点領域:MDG6(HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延防止)
ビル・ゲイツ(米国)
慈善活動家、マイクロソフト社会長、ビル&メリンダ・ゲイツ財団会長
重点領域:MDG4、5、6(幼児死亡率の引き下げ、妊産婦の健康状態の改善、
HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病のまん延防止)
ジェフリー・サックス(米国)
ミレニアム開発目標(MDGs)国連事務総長特別顧問
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テッド・ターナー(米国)
慈善活動家、ターナー・エンタープライズ会長
重点領域:全てのMDGs