国連とオリンピック
2014年02月05日
まもなく第22回オリンピック冬季競技大会(2014/ソチ)が開幕、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長はソチ・オリンッピクの開会式に参加するため、ロシアに向け出発します。2月7日から23日にかけて行われる今回の大会は、ロシアが主催する初めての冬季五輪です。
潘事務総長は、今回のオリンピックを前にオリンピック停戦の遵守、武器を捨て戦いをやめるよう国際社会に求めました。国連総会によって決議されたオリンピック停戦は、大会の開幕1週間前から始まります。この停戦は、3月7日から16日まで行われるパラリンピック終幕1週間後まで続きます。
オリンピック停戦の起源は、古代ギリシアの紀元前8世紀にさかのぼります。世界の平和を促進し、選手と関係者の安全な移動と参加を確保し、さらには世界の若者が、平和のために結集することを目的としていました。
潘事務総長にとって、ロンドン・オリンピックに続き今回が2度目のオリンピックへの参加です。
国連広報センターでは、オリンピックにおける国連の取り組み(日本語)をウェブサイトで紹介しています。
「オリンピック停戦」を呼びかける事務総長メッセージ(2014年)
オリンピック停戦を呼びかける事務総長メッセージ(ロンドン、2012年7月)
オリンピック停戦を呼びかける 事務総長メッセージ(バンクーバー、2010年2月)
オリンピック停戦を呼びかける潘基文国連事務総長メッセージ(北京、2008年08月)
関連情報
総会決議:開発および平和のための国際スポーツの日(4月6日)
The United Nations and the Olympic Truce (国連とオリンピック停戦に関するポータルサイト、英文)
The International Olympic Truce Centre (国際オリンピック停戦センター、英文)