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2008年の国際年は?

プレスリリース 07/044-J 2007年07月02日

国連は2008年を「国際ポテト年(International Year of Potato, 2008)」、「国際惑星地球年(International Year of Planet Earth, 2008)」、「国際衛生年(International Year of Sanitation, 2008)」に制定しています。国際年に定められた理由や目的はそれぞれ以下の通りです。


□ 国際ポテト年
国際的に合意された開発目標の達成に向け、食糧安全保障を提供し、貧困を根絶する上で、ポテトが果たすことのできる役割について国際社会の認識を高める。

□ 国際惑星地球年 
地球科学の重要性に焦点を当て、持続可能な開発にとっての地球の進化と資源の重要性、防災と災害による被害軽減、及び資源の持続可能な管理能力育成に対する世論の意識を高める。

□ 国際衛生年 
衛生設備の不足が人々の健康、貧困削減および経済・社会開発、ならびに、水資源をはじめとする環境に及ぼす影響について、国際社会の認識を高める。


国際社会が一年間を通じて共通の問題に取り組む国際年は、1957年の「国際地球観測年」が最初で、各国においてその年の中心的行事として注目されるようになったのは1975年の「国際婦人年」あたりからと言われています。国際年の制定は通常、国連総会の場で行われ、この決定を受けて各国政府は官民合同の国内委員会を設置し、行動計画を作成するように要請されます。

2008年の国際年を制定した国連総会決議の日本語訳は、以下でご覧になれます。 
国際ポテト年: プレスリリース07/045-J
国際惑星地球年:プレスリリース07/046-J
国際衛生年: プレスリリース07/047-J
  
当センターのプレスリリースはhttps://www.unic.or.jp/にも掲載されています。