略歴
ハマ・アルバ・ディアロ 国連砂漠化対処条約(UNCCD)事務局長
プレスリリース 06/050-J 2006年08月15日
ハマ・アルバ・ディアロ氏は、国連砂漠化対処条約(UNCCD)の事務局長を務めています。現職に就く以前は、国連環境開発会議(UNCED)事務局長の特別代表として、リオ・サミットの準備に当たっていました。アフリカでのUNCED準備プロセス責任者でもありました。
1990年にUNCED事務局に加わるまで、ディアロ氏は24年間にわたり、ブルキナファソの国務省と外務省で要職に就いていました。1983年には外務大臣に就任したほか、1988年から1989年にかけてはブルキナファソ大使として、中国、インド、日本に赴任しています。
ディアロ氏はアフリカの経済開発と環境問題の専門家として、長年にわたり国連開発計画(UNDP)と関係を保っていました。1979年から1983年にかけてはニューヨークで、UNDP傘下にある国連スーダン・サヘル事務所(UNSO)の副所長を務めました。UNSOは、サヘル諸国で干ばつと砂漠化に対処する国内プログラムや地域プログラムの実施監督に当たっていた機関です。
ディアロ氏は1966年から1976年にかけ、国連総会をはじめ、国連経済社会理事会(ECOSOC)、UNDP、国連工業開発機関(UNIDO)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国連環境計画(UNEP)でもブルキナファソ代表団の一員を務めました。
ディアロ氏はブルキナファソ生まれ。ブルキナファソで中等教育を受けた後、米国の大学で政治学士号を取得しています。