アナン国連事務総長、日本企業トップらと意見交換
プレスリリース 06/028-J 2006年05月12日
コフィー・アナン国連事務総長が5月16日(火)から4日間の予定で外務省賓客として来日します。この機会に、「国連グローバル・コンパクト(Global Compact)」に参加する日本の企業経営者らと意見交換を行います。
国連グローバル・コンパクト(以下GC)は、アナン事務総長が1999年の世界経済フォーラム(ダボス会議)の席上で自ら提唱した取り組みで、グローバリゼーションの負の影響を軽減するために、企業に地球市民としての責務を果たすことを呼びかけています。
GCは、参加する世界各国の企業・団体に対して人権、労働、環境、腐敗防止の4分野におけるGCの10原則を支持し、実践することを求めています。貧困との闘い、人権の保護といった国連の掲げる目標の達成に向けて、また、グローバリゼーションのもたらす諸問題に対処するために、国連は世界の企業や市民社会とのパートナーシップを積極的に広げています。
これまでに世界70数カ国の3,000近い企業や団体がこの呼びかけに応じており、日本からは43社と1都市が参加しています(2006年5月現在)。
アナン事務総長は日本のGC参加企業・団体に高い期待を示しており、今会合が率直な意見交換の場となることを望んでいます。また、今後もより多くの日本企業・団体がGCの原則を支持し、国連の取り組みに参加するよう呼びかけます。
記
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日 時: | 2006年5月18日(木)午前9:30-(1時間程度を予定) |
場 所: | 帝国ホテル内 3階 鶴の間 |
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グローバル・コンパクトに関する詳細は、当センターのウェブサイトをご覧ください。
https://www.unic.or.jp/globalcomp/index.htm