1月27日は「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」
プレスリリース 15-005-J 2015年01月21日
今年はアウシュビッツ強制収容所の解放70周年を迎えます。そして、国連総会が「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」を制定して10周年です。
2005年11月1日、国連総会は、ユダヤ人の3分の1、そして無数のマイノリティーの人々が殺害されたホロコーストを再確認し、憎悪、敵対感情、人種差別、偏見がもつ危険性を永遠に人々に警告することを目的に、総会決議60/7を採択しました。この決議は、ユダヤ人強制収容所のアウシュビッツが解放された1月27日を「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」と定めました。
国連の決議に基づいて、国連広報局(DPI)は、「ホロコーストと国連アウトリーチ・プログラム」を創設。世界各地の国連広報センターも、この国際デーの意義を広め、多くの人に歴史から学ぶことを促しています。
ホロコースト犠牲者を想起する国際デー制定10周年を記念し、国連広報センターは、Facebookを中心に1月21日~27日にかけて、ホロコーストの歴史と遺産に焦点を当てご紹介します。罪のない多くの人々の命を奪ったホロコーストは、決して過去のものではありません。この悲劇を忘れることなく、負の歴史を繰り返さぬよう、共に考え、平和を構築していく必要があります。
ニューヨークの国連本部では、総会場での記念式典(1月27日)をはじめ、様々な記念行事・展示会が開催されます。詳しくは、the Holocaust and the United Nations Outreach Programme のウェブサイトをご覧下さい。