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アナン国連事務総長およびナーネ夫人の来日について

プレスリリース 01/1-J 2001年01月10日

    1.  コフィー・アナン国連事務総長夫妻が外務省賓客として、来る122日(月)から25日(木)まで4日間の予定で来日します。
    2.  滞在中、アナン事務総長は森喜朗総理大臣、および河野洋平外務大臣との会談を予定しております。また、アナン事務総長およびナーネ夫人には、天皇皇后両陛下との謁見も予定されています。
    3. 国連スポークスマンは、国連本部で行った記者ブリーフィング(19日付)で、アナン国連事務総長夫妻は来日の前後に他の4カ国を訪問する、と以下のように発表しております。

「事務総長は来週から、カメルーン、中国、日本、スイス、スウェーデンの5カ国を歴訪する。まず、117日、カメルーンのヤウンデにおいて、フランス‐アフリカ首脳会議に出席。その後、20日から22日まで、中国を訪問する。そして22日に日本に入り、25日まで滞在する。両国において、事務総長は幅広い層の人々と会い、国連に関係する最近の諸問題について話し合う予定である。その後スイスを訪問。128日、『世界経済フォーラム』に出席し、演説を行う。事務総長はこの演説において、世界のビジネス界の指導者たちが世界の貧しい人々に対し、グローバル化の恩恵享受の機会を与えるうえで、一層積極的な役割を果たすよう促す意向である。今回の歴訪最後の国となるスウェーデンにおいては、同国当局の高官と会談するほか、『 不寛容との闘いに関するストックホルム国際フォーラム 』で演説する。演説内容は、移民や庇護を求める人々に対する適切な処遇を講じることを含め、包括性と多様性の必要を論じるものとなる。会議結果は、今年開かれる『人種主義に関する世界会議』に報告される。事務総長は131日、ニューヨークに戻る予定。」