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「国連事務次長、日本の若者と語る、ユーストリームで録画を視聴可

2011年12月22日

2011年12月19日午後6時~8時、国連広報センター(UNIC)とGlobal Model United Nations Japanの共催イベント、「国連大学事務次長、日本の若者と語る」が国連大学で行われました。

その模様を映したビデオをインターネット上で、ユーストリームに掲載いたしましたので、どうぞ、ご視聴ください。

アドレスは、https://www.unic.or.jp/ustream/un_youth/ です。

当日、会場となったエリザベス・ローズ・ホールには、大学生・高校生など若者を中心に、およそ150人が集まったほか、ユーストリームを通じ、日本各地からおよそ170人のアクセスがありました。

第1部は、本イベントのメインスピーカー、赤阪清隆・広報担当事務次長が「激動の世界と日本 -若者よ、元気を出せ」と題する講演を行い、激動する世界の現状、世界で台頭する新興諸国の勢い、世界と日本、日本への期待などについて話しました。

赤阪次長自身の学生時代のエピソードも紹介しながら、参加した若者たちに対し、世界に思いを馳せ、夢をもって生きるよう語りかけ、学生たちは熱心に聴き入りました。

(講演原稿をご覧になりたい方はこちら)

講演に続いて行われた赤阪事務次長と学生のダイアローグにおいては、パネラーとして、東京大学医学部4年の戸田鉄平さん、早稲田大学政治経済学部3年の渡辺謙さん、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程1年の柴田理恵さん、上智大学経済学部2年の長谷川博和さんの4人が登壇。

赤阪事務次長との対話に臨み、国連勤務での経験や国際社会で働く原動力、世界に出て働くことの意味などについて質問をしました。

司会を務めた国連広報センターの山下所長は、ユーストリームから寄せられた多数の質問や意見を拾い上げて会場で披露。赤阪事務次長はその一つひとつにていねいに答えました。

第2部は、模擬国連に関する報告が行われました。まずは、東京大学公共政策大学院2年の木村愛里さんから模擬国連とは何かを紹介。そのあと法政大学法学部3年の藤野太一郎さんから、今年、仁川で行われた模擬国連世界大会(GMUN)についての説明がされました。

そして、同大会に実際に参加した、東京大学法学部4年の小幡奈々江さん、慶応大学経済学部4年の渡辺一さん、国際基督教大学教養学部3年の野尻英恵さんがそれぞれ、自らの参加体験の報告を行い、国際会議の場での交渉の難しさを体感した意義や、海外の若者との交流体験のすばらしさについて強調しました。

コメントを求められた赤阪次長は自分の学生時代の夢や失敗談、国連や国際機関での勤務体験、また先人の言葉などに触れたうえで、学生たちに対し、夢をもって、若い頃に様々なことに挑戦することの大切さを繰り返し訴えました。

最後に、学生たちから、感謝をこめて、赤阪事務次長に花束が贈呈されるとともに、会場の参加者からは、大きな拍手が贈られました。

閉会後もなおしばらくの間、多くの学生たちが赤阪事務次長の周りを囲み、熱心に質問をする姿が見られました。