5/10(木)開催 国連「アジア太平洋経済社会調査2012」 ブリーフィング
プレスリリース 12-019-J 2012年04月27日
~商品の高価格と混迷の時代に、繁栄を共有できるのか~
国連経済社会理事会の地域委員会の一つである国連アジア太平洋経済社会委員会(UN-ESCAP、本部:バンコク)の主要年刊書「アジア太平洋経済社会調査2012」が5月上旬に発表されます。本書は、アジア太平洋における包括的かつ持続可能な開発の追及にあたって各国政府が直面する課題に対する政策を提言しています。
アジア太平洋地域の経済は引き続き深刻な外的環境に直面しています。ユーロ圏の債務危機、不透明な米国経済の見通しなど、2011年には世界経済は再び危機の様相を呈しており、2010年に見られた2008-09年の世界金融危機からのV字型の回復は短命に終わりました。この低迷にもかかわらず、アジア太平洋地域は他地域に比べ格段に恵まれた状況にあり、世界経済の成長の下支えとなっています。
「アジア太平洋経済社会調査2012:商品の高価格と混迷の時代に、繁栄を共有できるのか」は、アジア太平洋地域の短・中期的な課題と今後の見通しを分析しています。本書では、根強く残る地域の懸念、すなわち商品価格の変動、特に商品価格の上昇トレンドについて取り上げています。今日、高価格と過度の変動は世界経済における“ニューノーマル(新しい正常)”になりつつあり、地域内の商品輸出国と輸入国の双方にリスクと機会をもたらしています。
本書の発表にあたり、東京ではUN-ESCAPの要請を受け、国連広報センター(UNIC)が5月10日(木)午後2時からブリーフィングを開催します。当日は、国連アジア太平洋統計研修所(SIAP)所長を務めるマルガリータ・ゲレロ氏、並びにUN-ESCAPでマクロ経済政策・開発局経済担当官を務める梶浦伸子氏が年刊書の概要説明を行います。ブリーフィングは日本語と英語で行われ、参加者には報告書(英文)および要旨(英文)が配布される予定です。皆さまのご参加をお待ちしています。
日時:2012年5月10日(木)午後2時~午後3時30分(午後1時30分より2階にて受付開始)
場所:国連大学本部ビル2階 レセプションホール
ブリーファー:
マルガリータ・ゲレロ 国連アジア太平洋統計研修所(SIAP)所長
梶浦伸子 国連アジア太平洋経済委員会(UN-ESCAP)マクロ経済政策・開発局経済担当官
言語・定員・参加費:日本語・英語(通訳はありません)、定員60名、参加無料
*なお、報告書の部数には限りがございます。あらかじめご了承下さい。
お問い合わせ:国連広報センター(Tel: 03-5467-4451)
お申込み:参加ご希望の方はEメールにて5月9日(水)までにお申込みください。件名を「ESCAP2012」とし、以下の事項を明記の上、国連広報センター(event@untokyo.jp)までお申込み願います。①氏名(漢字表記およびローマ字表記)②所属(団体名および肩書き)③連絡先(電話番号およびメールアドレス)
*定員になり次第締め切りとし、定員オーバーの場合のみ、こちらからご連絡致します。なお、受講票の発行は行いません。
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