カレ 国連フィールド支援担当事務次長の訪日について
プレスリリース 17-037-J 2017年08月21日
このたび、アトゥール・カレ国連フィールド支援担当事務次長(フィールド支援局長)が、8月21日から24日まで訪日します。
滞在中、カレ事務次長は、11月にカナダで開催予定の「国連PKOに関する国防大臣会合」の東京準備会合で演説を行うほか、日本政府関係者らと国連PKOの課題や日本の貢献などについて意見交換を行う予定です。
国連フィールド支援局は、三角パートナーシッププロジェクトの下、日本政府、そして自衛隊の隊員の方々と共に、国連PKOに派遣されるアフリカの施設部隊要員の能力向上に取り組んでいます。カレ事務次長は、同プロジェクトの進捗状況や今後の方針などについても日本政府関係者と話し合う予定です。
取材に関するお問い合わせは、国連フィールド支援局 伊東孝一(いとう・たかかず itot@un.org)まで。
アトゥール・カレ国連フィールド支援担当事務次長の略歴
2015年3月2日、国連フィールド支援担当事務次長(フィールド支援局長)に就任。2017年の4月よりは、国連のマネージメント分野の組織内改革チームの共同議長を兼務。
カレ事務次長は、本部およびフィールド勤務で培った戦略的マネージメントと革新的な改革の手腕に定評がある。長きにわたりシニア・レベルとして国連に勤務、近年ではマネージメント変革チーム事務次長補(2011-2012)、国連平和維持活動(PKO)担当事務次長補(PKO局次長)(2010-2011)を歴任。
それ以前は、東ティモール事務総長特別代表 兼 東ティモール統合ミッション(UNMIT)団長(2006-2009、事務次長レベル)、国連東ティモール支援団(UNMISET)副特別代表を務めた。
ネールセンター所長および文化大使(駐英高等弁務官事務所)(2005-2006)を含め、インド外務省時代にはフランス、モーリシャス、セネガル、タイ、英国のインド大使館でさまざまな職を歴任、ニューヨークの国連インド政府代表部にも勤務した。
カレ氏は全インド医学研究所から医学士号および外科学士号を取得、オーストラリアの南クイーンズランド大学から経営管理学とリーダーシップの修士号を受ける。1959年インド生まれ。既婚。
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