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事務総長、メリッサ・フレミング氏(米国)をグローバル・コミュニケーション担当事務次長に任命

プレスリリース 19-072-J 2019年08月01日

アントニオ・グテーレス国連事務総長はこのたび、メリッサ・フレミング氏(米国)を次期グローバル・コミュニケーション担当事務次長に任命しました。

フレミング氏はアリソン・スメイル氏(英国)の後任となります。事務総長はスメイル氏に対し、国連への貢献と奉仕に謝意を表しました。

フレミング氏は25年間にわたり、人権や人道援助、紛争予防、平和構築、報道の自由、核不拡散と安全保障などの分野において、様々な多国間機関で戦略的ビジョン、革新的なマネージメント、コミュニケーションに関する専門知識を蓄積してきました。2009年からは、ジュネーブの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)でグローバル・コミュニケーション部を率い、国連難民高等弁務官のスポークスパーソンを務めています。

フレミング氏はUNHCRで、世界規模のメディア・アウトリーチ・キャンペーンの展開、ソーシャルメディアの活用、マルチメディア・ニュース・サービスを先頭に立って進め、メディアや一般市民からドナー、各国政府、さらには難民自身に至るまで、幅広い聴衆に奉仕しました。

フレミング氏はUNHCRに加わる前、国際原子力機関(IAEA)で8年間、報道官 兼 メディア・アウトリーチ部長を務めました。IAEAに加わる以前は、欧州安全保障協力機構(OSCE)で報道および広報チームを率いました。さらにそれ以前には、ジャーナリストとしてキャリアをスタートし、ミュンヘンのラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティーで広報スペシャリストを務めています。2016年から2017年にかけては、新任の国連事務総長の移行チームで、上級顧問 兼 報道官にも起用されました。

フレミング氏はボストン大学コミュニケーション学部でジャーナリズム学修士号、オーバリン大学でドイツ研究学士号をそれぞれ取得しています。

ニューヨーク、2019年8月1日

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