「持続可能な開発に関するグローバル・レポート2019」概要版(邦訳)完成のお知らせ
(地球環境戦略研究機関(IGES)邦訳、国連広報センター監修)
2019年12月02日
「持続可能な開発に関するグローバル・レポート2019」概要版がこのたび、国連広報センター監修のもと、地球環境戦略研究機関(IGES)によって邦訳されました。
本報告の副題は、「未来は今:持続可能な開発を達成するための科学」(Global Sustainable Development Report 2019 – The Future is Now: Science for Achieving Sustainable Development)です。
SDGsを含む2030アジェンダ達成に向けた6つのエントリーポイント(人間の福祉と能力、持続可能で公正な経済、食料システムと栄養パターン、エネルギーの脱炭素化とエネルギーへの普遍的アクセス、都市及び都市周辺部の開発、地球環境コモンズ)を特定し、科学の役割や様々なステークホルダーによる協力等の重要性を示しながら、今後10年間で緊急に対応すべき20の重点的対策を明らかにしています。
今回が初となる本報告は今後4年に一度のペースで発行されていきます。国連事務総長により毎年度作成される「持続可能な開発目標」の進捗報告書を補完するもので、グローバル指標の枠組みであるインディケーターを使って目標とターゲット全体の進捗をたどり、「評価の評価」を行って学際的に既存の知識を活用します。
報告書を入手する ⇒ https://www.unic.or.jp/files/GSDR2019.pdf
ご活用いただければ幸いです。