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SDGs推進に向けた国連ドキュメンタリー 『NATIONS UNITED ともにこの危機に立ち向かう』日本語版を公開

プレスリリース 20-072-J 2020年10月01日

世界で活躍する俳優、歌手、研究者、活動家らが
“誰一人取り残さない世界”の実現に向けて問いかけ

持続可能な開発目標(SDGs)推進の機運を高めるために国連が制作したドキュメンタリー『NATIONS UNITED ともにこの危機に立ち向かう』の日本語版が、このほど公開されました。日本語版の制作は、国連とSDGs推進に熱心なメディアと国連との連携の枠組み「SDGメディア・コンパクト」に今年2月に加盟したBS朝日の協力を得て実現。日本語字幕が本日、国連のYouTubeチャンネルで公開されている本編(https://www.youtube.com/watch?v=xVWHuJOmaEk)に追加され、視聴者は日本語字幕付きで本編を観られるようになりました。また、9月29日には、日本語吹き替え版がBS朝日より放送されました。

『NATIONS UNITED ともにこの危機に立ち向かう』は、英語版が第75回国連総会会期中の9月19日に国連のウェブサイトおよびYouTubeチャンネルで世界に向けて公開されています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から貧困、不平等、ジェンダーに基づく差別、気候変動、正義と人権に至るまで、世界の最大の課題に取り組むために何をしなければならないかを描いたドキュメンタリーで、国連創設75周年とSDGs採択5周年を記念する意味も込められています。私たちが暮らす時代、地球が直面する数々の転換点、そして、SDGsの最終年である2030年までの今後10年間に私たちの世界を変えることができる対策を見つけるダイナミックな探検へと視聴者を誘います。

この動画は72 Filmと、映画『ブリジット・ジョーンズの日記』『ノッティングヒルの恋人』などを手掛け、国連の任命を受けてSDGアドボケートを務めるリチャード・カーティス氏が制作の指揮を執りました。主な出演者は以下の通りです。

  • 2014年に史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞した活動家で、国連ピース・メッセンジャーも務めるマララ・ユサフザイ氏
  • 国連環境計画(UNEP)親善大使のドン・チードル氏と国連開発計画(UNDP)親善大使のミシェル・ヨー氏
  • SDGアドボケートで国連教育科学文化機関(UNESCO)の平和担当特使を務めるフォレスト・ウィテカー氏と、俳優で女性の権利活動家のタンディ・ニュートン氏
  • 教育工学教授のスガタ・ミトラ氏
  • グラミー賞にノミネートされた歌手バーナ・ボーイ氏による独占パフォーマンスと、数々のグラミー賞に輝くアーティスト、ビヨンセ氏が以前、国連で見せたパフォーマンスの新しいバージョン
  • アントニオ・グテーレス国連事務総長とアミーナ・モハメッド国連副事務総長

国連広報センター所長の根本かおるは「このたびの迅速な日本語版公開は、SDGメディア・コンパクトに加盟するメディアとして本業を通じて具体的に貢献するものであり、BS朝日に対して心から感謝します」と謝意を表しています。

国連のYouTubeチャンネルで公開されている本編(https://www.youtube.com/watch?v=xVWHuJOmaEk)の画面右下にある設定のアイコンをクリックし、字幕の言語の中から日本語を選択すると、日本語字幕が自動的に表示されます。

本ドキュメンタリーを放送・ストリーミングなどに活用したいメディア関係者は、国連広報センターまでメール(unic.tokyo@unic.org) でご連絡ください。

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