持続可能な開発に関するグローバル・レポート(GSDR)2023へのインプット募集 (期限:2021年11月1日)
2021年09月28日
GSDRの背景
持続可能な開発に関するグローバル・レポート(Global Sustainable Development Report:GSDR)は、持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム(HLPF)における科学と政策の接点を強化することを目的とした国連の出版物です。2015年に持続可能な開発のための2030アジェンダのフォローアップ及びレビューを行うこととされたGSDRは、SDGsの進捗を加速させるために政策立案者を支援するためのエビデンスに基づいた手段です。GSDRは、国連事務総長が任命した独立した科学者グループ(independent group of schientists:IGS)によって起草され、国連システムの6つの機関からなるタスクチームが支援し、4年ごとに発行されています。前回の報告書は2019年に発行され、2023年の報告書は現在作成中です。
現IGSメンバーのプロフィールはこちら:https://sdgs.un.org/gsdr/gsdr2023
インプットの募集
GSDRは、世界中の幅広い専門家やステークホルダーからの貢献を得て、多様な視点や学術的背景を結集し、「評価の評価」をすることとされています。
そのためIGSは、2023年の報告書に反映させるため、世界中の幅広い学術分野の専門家(自然科学者、社会科学者、政策立案者、実務者など)からのインプットを求めています。以下の主な質問への短い回答や関連する出版物の提出といった形での、皆様からのインプットをお待ちしています。査読済みの科学文献でも他の文書形式の資料(例:レポート、ワーキングペーパー、白書、評価)でも構いません。
現在、次のような形式で貢献を求めてます。
(1)目標とターゲットの相関性が実用化されていることを示し、どのように幅広いSDGsの進捗を加速するかを扱ったケーススタディー(成功例と失敗例一つずつ)
(2)グローバルな目標を地域の行動へと移した例
貢献いただくにあたり、下記のアンケートに御協力ください。全ての貢献内容はGSDRにてしかるべく反映されます。
⇒ 2023 Global Sustainable Development Report (GSDR) Call for Inputs
留意事項:
1.機関が調査を提出できるのは一回限りです。同一の機関から複数人がインプットを提供する場合には、提出に先立ち回答を統合してください。
2.回答の文字数に制限がある質問に関しては、回答が最大文字数を超えていないか確認してください。超過分は記載されません。
3.すべての提出文書は文書を説明する一文とともにGSDR@un.org までお送りください。
期限:2021年11月1日