国連ガイドツアー、ニューヨーク市で70周年を迎える(2022年11月2日付プレスリリース・日本語訳)
プレスリリース 22-068-J 2022年11月15日
ニューヨーク、11月2日 ― 国連グローバル・コミュニケーション局は本日、国連本部のガイドツアーの発足から70周年を迎えました。ガイドツアーは、1952年のこの日、ニューヨーク市にある国連本部の一般公開に合わせて始まったものです。
これを記念して、「一般の人々とつながる大使(”Ambassadors to the Public”)」であるツアーガイドの歴史と役割に関する展示が、国連のビジターズ・ロビーで公開されます。この展示はデジタル形式でもご覧いただけます。国連郵政部では、郵便カウンターで購入可能な特別記念切手シートを発行しています。
70年間にわたって、世界各地の人々が国連本部を見学し、外交の現場を見て、聞いて、感じる機会を得てきました。国際問題に精通したガイドの案内のもと、ツアー参加者たちは外交官や国際公務員が行き交う廊下を歩き、喫緊の地政学的問題について学び、総会議場の座席に座って、私たちの世界が国際協力を必要としていることについて思い巡らすのです。
「国連の多言語ツアーガイドは、これまでに世界各地から4,200万人を超える訪問者を迎えてきた国連の顔であり、国連の声です。私たちは70周年を祝うとともに、国連の活動に関する理解を深めてもらうという、今後も続くガイドたちの重要な使命を称えます」アントニオ・グテーレス国連事務総長は、このように述べました。
ガイドツアーの所用時間は1時間。17カ国の出身者からなるツアーガイド班が13の言語で行っています。ツアーガイドは伝統的に一流デザイナーが手掛けた制服を着用しており、1970年代のイーディス・ヘッドから1980年代のクリスチャン・ディオール、1990年代のベネトン、そして2017年から現在のエリー・タハリに至っています。
国連ガイドツアーに関するマルチメディアキットはこちら、70周年記念展示のデジタル版はこちらからアクセスできます。記念月である11月中は、月曜日から金曜日の午後2時から午後6時(米国東部標準時)まで、以下の報道関係者向け問い合わせ先を通して、国連ツアーや、ツアーガイドへの外国語でのインタビューを申し込むことができます。
国連ガイドツアーでは、国際外交の回廊を巡る短い旅を通して国連本部について知る素晴らしい機会を提供するとともに、国連本部構内に展示された国連ならではの芸術作品のコレクションを鑑賞することもできます。1時間のツアーで、多言語を話すツアーガイドから、国連の歴史や193の加盟国による平和と安全、開発、人権分野での取り組みについて学びます。ガイドツアーは、グローバル・コミュニケーション局アウトリーチ部のビジターズ・サービス課が担当しています。詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://www.un.org/visit
報道関係者向け問い合わせ先:
– Vincenzo Pugliese
Acting Chief, Visitors Services, New York
Email: pugliesev@un.org
Tel: 212-963-6984
– Rula Hinedi
Chief, UN Guided Tours, New York
Email: hinedi@un.org
Tel: 212-963-5052
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原文(English)はこちらからご覧ください。