北朝鮮の人権に関する調査委員会メンバーの略歴
プレスリリース 13-055-J 2013年08月23日
朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の人権に関する国連調査委員会
調査委員会メンバーの略歴
マイケル・ドナルド・カービー(オーストラリア、委員長)-元判事、法学者、研究者。1996年から2009年までオーストラリア最高裁判事。国際法律家委員会委員長(1995~98年)、国連教育科学文化機関(UNESCO)国際生命倫理委員会メンバー(1996年)、ソロモン諸島控訴院長(1995~1996年)、世界保健機関(WHO)エイズ世界委員会メンバー(1988~1991年)、カンボジア担当国連事務総長特別代表(1994~96年)を歴任。人権、法の支配、司法府の独立、社会とその法律に対する科学技術の影響などが専門の関心分野。HIV/エイズに起因する、性と法律の問題にも携わった経験を有する。
マルズキ・ダルスマン(インドネシア)-現在、DPRKの人権状況に関する特別報告者(2010年8月、人権理事会により任命)。国際独立有識者グループのメンバーであり、インドネシア国家人権委員会でも様々な役職を務めている。2010年にはスリランカに関する国連事務総長専門家パネル議長に就任。2009年には、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長により、ベナジール・ブット元パキスタン首相暗殺に関する国連調査委員会メンバー3人のうち1人に任命された。1999年から2001年にかけて、インドネシア共和国検事総長を務めた。インドネシア、バンドンのパラヒャガン・カトリック大学法学部卒。同大学から名誉博士号を取得。
ソニア・ビセルコ(セルビア)-セルビアに関するヘルシンキ人権委員会の創設者兼委員長。旧ユーゴスラビアの戦争、および、スレブレニツァのジェノサイド、ブコバル陥落、スロボダン・ミロシェビッチとボイスラブ・シェシェリの裁判を含む戦争犯罪を専門に執筆。ユーゴスラビアでの欧州統合運動とベオグラード国際関係フォーラム反戦行動センターの創設メンバー。米平和研究所上級研究員。1994年には、ニューヨークの弁護士人権委員会から人権賞を受賞。2005年には、「平和を求める1,000人の女性(1,000 Women for Peace)」のひとりとして、ノーベル平和賞候補に推薦された。ジェスティナ・ムココとともに2009年度ワイマール市(ドイツ)人権賞を受賞。2010年にはオスロ大学人権賞を受賞。ベオグラード大学経済学部卒。
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