チャバ・コロシ氏は、第77回国連総会の議長です。同氏は職業外交官として、その職業人生を通して公職に身を置き、国の職務と国際社会から受任した幅広い職務の双方を遂行してきました。

コロシ氏は、ハンガリーの国連大使・国連常駐代表、駐ギリシャ大使、駐アラブ首長国連邦大使を歴任し、第66回国連総会では副議長を務めました。

母国では、政府のさまざまな役職において、安全保障政策、多国間外交、人権協力を担当しました。

ニューヨークで国連大使を務めていた際には、持続可能な開発のための2030アジェンダ、および持続可能な開発目標（SDGs）の策定を中心とした政府間プロセスである「国連総会の持続可能な開発目標に関する開放型作業部会」の共同議長を務めました。

ハンガリー大統領府のディレクター（次官級）としては、同国の大統領と共に、国連事務総長と世界銀行グループ総裁が共同で招集した「水に関するハイレベル・パネル」のメンバーとして職務を遂行しました。世界気象機関（WMO）事務局長と国連水関連機関調整委員会（UN-Water）議長が共同で招集した「水と気候リーダーズ・パネル（Water and Climate Leaders Panel）」においても同様の役割を果たしました。

コロシ氏は、「ハンガリー気候変動に関する科学パネル」の創設メンバーであり、ハンガリー科学アカデミーの持続可能な開発に関する大統領委員会と、日本の国会に相当するハンガリー国民議会の持続可能な開発に関する国民会議の常任招聘委員です。

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