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障害と開発に関するハイレベル会合、9月23日に開催 スティービー・ワンダー氏も演説、共同記者会見へ

プレスリリース 13-063-J 2013年09月23日

~グローバルな開発目標には障害者の包摂が不可欠~

国連総会は9月23日(月)、「障害と開発に関するハイレベル会合」を開催します。世界の指導者が集うこのハイレベル会合では、障害をもつ人々が生産的な雇用とディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)、そして基本的な社会サービスにアクセスすることを可能にする開発について討議します。

成果文書となる「これからの道のり:2015年以降に向けた障害者を包摂する開発アジェンダ(The Way Forward: a disability inclusive development agenda towards 2015 and beyond)」がこれまでの議論を経て準備され、本会合において、加盟国の採択を求めて総会に提出される予定です。成果文書の中で各国は、国連憲章および人権宣言の目標にも深く根差した、障害をもつすべての人々の権利を前進させる決意を新たにします。

現在、世界人口のおよそ15パーセントに相当する10億人余りの人々が何らかの障害をもち、その80パーセントが開発途上国に暮らしているとされます。世界中の障害者の権利は、「国際的に合意された開発目標の中に全面的に含まれているとは言えない」状況にあることを成果文書は認識しています。その上で、障害をもつ人々が開発のすべての側面にアクセスすることができ、かつ包摂されること、そして議論が加速化している2015年以降の国連の開発アジェンダについても、すべての障害をもつ人々への十分な配慮がなされるべきだとしています。

ハイレベル会合では世界の指導者に加えて、様々な障害者団体から800名を超える代表が参加します。障害者に関する「国連ピース・メッセンジャー」を務める歌手のスティービー・ワンダー氏も、会合のオープニングで演説を行う予定です。会合は現地時間の午前9時に始まり、ワンダー氏は午前10時15分からの共同記者会見にも出席し、その模様はウェブキャストされます(http://webtv.un.org/)。

-成果文書の全文は以下のホームページをご覧ください。http://www.un.org/disabilities/documents/hlmdd/a_68_l.1.doc

-ハイレベル会合に関する詳細は以下のホームページをご覧ください。http://www.un.org/en/ga/68/meetings/disability/

http://www.un.org/disabilities/default.asp?id=1590 

-さらに詳しくは以下にお問い合わせください。

Dan Shepard, UN Department of Public Information, 1 212 963-9495, email shepard@un.org

-国連ピース・メッセンジャー スティービー・ワンダー氏https://www.unic.or.jp/activities/celebrities/peace_messengers/wonder/(日本語)

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