＊以下は国連本部が発表したメディア・アドバイザリーの抄訳です。全文は原文（English）をご覧ください。

2024年2月8日、ニューヨーク：　このたび、デニス・フランシス第78回国連総会議長が日本政府の招聘により、2月11日から15日まで訪日します。

フランシス総会議長は訪日の機会を捉え、幅広いグローバル課題に対する日本と国連との協力関係がさらに強化・醸成されることを目指すとともに、総会議長としての自身の４つの優先課題である平和、繁栄、進歩、持続可能性の促進にも努めます。

訪日中、フランシス総会議長は東京で岸田文雄内閣総理大臣を表敬するほか、上川陽子外務大臣との会談も行う予定です。また、東京大学未来ビジョン研究センターが主催するシンポジウムで講演し、研究者や学生との対話も行う予定です。

訪日中のあらゆる機会を通じて、フランシス総会議長は持続可能な開発、国際の平和と安全、マルチラテラリズムの強化といった分野において、変革をもたらし人間を中心に据えたソリューションの促進に向けた日本の強固なパートナーシップに焦点を当てる予定です。

さらに、現在、世界で地政学的緊張が高まりを見せる中で、フランシス総会議長は、特に女性、平和と安全を重視しながら、連帯、包摂性、ジェンダー平等の重要性に焦点を当てていきます。

フランシス総会議長は12日に広島を訪れ、原爆によって亡くなった方々へ哀悼の献花を行い、広島平和記念資料館を訪れ、被爆者の方々との対話に出席する予定です。このほか、奈良と京都に立ち寄り、日本に深く根差している文化的・歴史的遺産が、イノベーションと人類の進歩へのあくなき探求に果たす役割の理解を深めます。

フランシス総会議長は15日に東京の日本記者クラブで記者会見を行い、ニューヨークへ向けて出発します。

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デニス・フランシス第78回国連総会議長の略歴はこちらをご覧ください。

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