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国連、2025年大阪・関西万博におけるテーマとロゴを発表 ~ 30を超える国連の組織、国連パビリオンで協働 ~

プレスリリース 24-019-J 2024年04月12日

2024年4月12日/ニューヨーク国連本部 ― 明日からちょうど1年後の2025年4月13日、2025年日本国際博覧会(2025年大阪・関西万博)において、国連パビリオンが「人類は団結したとき最も強くなる。(United for a Better Future)」というテーマの下で開館します。国連パビリオンでは、国連およびその関連機関が一致団結して、2025年大阪・関西万博の3つのサブテーマ(いのちを守る、いのちに力を与える、いのちをつなぐ)を推進するための展示やプログラムを実施します。国連は、2025年大阪・関西万博への参加に向けた日本政府からの惜しみない支援に感謝します。

本日、国連グローバル・コミュニケーション局アウトリーチ部長でもあるマーヘル・ナセル2025年大阪・関西万博国連陳列区域代表は、2025年大阪・関西万博の国連パビリオンのロゴを発表しました。ロゴは、オリーブの枝を運ぶ白い鳩をモチーフにしており、その枝には持続可能な開発目標(SDGs)のゴールの色をイメージした葉が描かれています。このロゴは、SDGsの達成、ならびに、あらゆる人々が健やかな地球で平和、平等、尊厳のうちに繁栄する世界を実現する上で必要不可欠な、平和と安全に対する国連のコミットメントを表現しています。

国連パビリオンでは、2025年大阪・関西万博「テーマウィーク」に関連する展示や主要な国際デーの記念行事に加え、人に焦点を当てたストーリーも紹介します。これらのストーリーは、国連システムの活動を紹介するとともに、国境を越えて広がるグローバルな課題や脅威への対処や、国、分野を超えた連携が生み出す機会の活用における、マルチラテラリズム(多国間主義)の重要性を反映します。国連パビリオンでは、30を超える国連の組織が一丸となり、万博開催期間の6カ月にわたって、刺激的で魅力に溢れたプログラムで来場者を歓迎します。

「国連パビリオンは、国連のアジェンダにおける幅広い優先事項や分野を反映し、人々の住む場所に関わらず、それらのアジェンダがどのように人々の暮らしに変化をもたらすかを伝えていきます。2025年はSDGsを達成するための『行動の10年(Decade of Action)』の中間点であり、2025年大阪・関西万博はSDGsを達成するための取り組みを強化する極めて重要な機会となります。私たちは、すべての参加国と博覧会協会に対して、その展示や焦点にSDGsを取り入れることを奨励します。2025年大阪・関西万博で国連を代表し、国連パビリオンと私たちのプログラムが高いレベルの野心や期待に確実に応えるものとするために、地域や国レベルの関係者と協力することを楽しみにしています」ナセル陳列区域代表は、このように述べました。

2025年大阪・関西万博は、2025年4月13日から10月13日まで開催され、2,800万人を超える来場者が見込まれています。同万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマと、「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」の3つのサブテーマの下で開催されます。

2025年大阪・関西万博での国連の参加の詳細については、下記にお問い合わせください。

国連事務局本部 グローバル・コミュニケーション局(ニューヨーク)
市川奈緒美
メールアドレス:nichikawa@un.org

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