国連パビリオン(2025年大阪・関西万博)、 ユニクロの公式ユニフォーム提供に感謝
プレスリリース 25-022-J 2025年04月08日

大阪・関西、2025年4月7日 – 2025年4月13日に開幕する2025年日本国際博覧会(2025年大阪・関西万博)において、国連パビリオンは株式会社ファーストリテイリング傘下のユニクロより公式ユニフォームの提供を受けました。大阪・関西万博のために特別にデザインされ、伝統的なプレッピースタイルをベースに、現代的で洗練されたスタイルへとアップデートしました。アテンダントが快適に、そして美しく職務を遂行できるよう、上質で機能的な素材を採用しています。
ユニフォームはジャケット、シャツ、パンツ、ベルト、スニーカー、靴下で構成され、さらに、男性用にはシルクタイ、女性用にはスカーフが加わります。また、ジャケットの胸元には、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が立ち上げた難民による手工芸品ブランド「MADE51」が手がけた国連パビリオンのロゴワッペンがあしらわれています。パビリオンのロゴは、国連本部のグラフィック・デザイン・ユニットが制作しました。
今回の国連とユニクロとのコラボレーションは、同社のサステナビリティに関する多様な取り組みのほか、UNHCRを通じた難民支援における約20年にわたる実績に基づいています。
「ユニクロが国連パビリオンのユニフォームをご提供くださったことに、心より感謝申し上げます。デザインや素材にこだわり、アテンダントが一日中快適に過ごせるだけでなく、洗練された印象を与える魅力的で高機能なユニフォームとなっています。ユニクロのような民間企業からの支援は、持続可能な開発目標(SDGs)17『パートナーシップで目標を達成しよう』の精神を体現するものです。ユニクロの長年にわたるUNHCRとの連携に深く感謝するとともに、その取り組みが国内および世界中の企業の模範となることを願っています」と、マーヘル・ナセル国連事務次長補兼陳列区域代表は述べています。

株式会社ファーストリテイリング取締役/グループ上席執行役員の柳井康治氏は「このたび、2025年大阪・関西万博において、国連パビリオンを服のチカラでサポートできることを光栄に思います。国連パビリオンのユニフォームにふさわしいモダンで洗練されたスタイルを、シンプルで高品質、高機能な『LifeWear』で実現しました。このユニフォームが、6カ月に渡る開催期間中、アテンダントの皆さまの任務を快適に支え、国連パビリオンで表現される平和と安全のメッセージを広く世界に発信するための一助となることを願っています」とコメントしました。
ユニクロの持ち株会社であるファーストリテイリングは、2006年にUNHCRとの連携を開始し、2007年に初めてUNHCRを通じて難民などへの衣料の寄付を行いました。この寄付は、ユニクロの店頭リサイクルプログラムを通じてお客様から回収した衣類によって実現しました。2011年にグローバルパートナーシップが締結されて以来、ファーストリテイリングとUNHCRの連携による活動は、支援の形、規模の両面で拡大してきました。

大阪・関西万博は4月13日から10月13日まで開催され、約2800万人の来場が予想されています。「United for a Better Future: 人類は団結したとき最も強くなる。」をテーマに、国連パビリオンは午前9時30分から午後9時まで毎日開館します。
大阪・関西万博における国連の取り組みについての詳細は、以下までお問い合わせください。
国連パビリオン広報担当
寺井浩介
メールアドレス:kosuke.terai@un.org
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