性差別による暴力廃絶活動の16日間(11月25日~12月10日)、スタート
2013年11月25日
今年も「性差別による暴力廃絶活動の16日間」が始まりました。この国際的なキャンペーンは、女性に対する暴力撤廃の撤廃のための国際デーに指定された11月25日から人権デーの12月10日まで、16日間にわたって行われます。
このキャンペーンを象徴する色はオレンジです。16日間のキャンペーン中、オレンジの色をフィーチャーして、女性と女児に対する暴力のない世界のイメージを描きませんか。
国連広報センターのイベント
「性差別による暴力廃絶活動の16日間」キャンペーン記念
国連3機関による特別映画上映会のお知らせ
国連広報センター(UNIC)は、このキャンペーンの一環として、国連人口基金(UNFPA)と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)との共催により、ソマリア出身のトップ・モデルで女性性器切除(Female Genital Mutilation = FGM)の廃絶に奔走する、ワリス・ディリーの半生を描いた映画『デザートフラワー』の特別上映会を開催します。
最新の統計では、1億2千5百万人を超える女性と女児が性器を切除されて暮らし、3千万人の女の子たちが今後10年間にFGMを受ける危険性があると見られています。ワリス・ディリーのベストセラー自叙伝『砂漠の女ディリー(原題:Desert Flower)』を映画化した本作をご覧いただいた上で、女性の権利の向上と女性に対する暴力の廃絶に長年関わってこられた国連人口基金(UNFPA)東京事務所 佐崎淳子(さざき・じゅんこ)所長と国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 小尾尚子(おび・なおこ)副代表を交えて、お話をうかがいます。
日時:2013年11月27日(水) 開場18:45 開始19:00
場所:国連大学本部ビル2階レセプション・ホール(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
https://www.unic.or.jp/news_press/info/5412/
ビデオ
- ザイナブ・バングーラ紛争下の性的暴力担当事務総長特別代表へのインタビュー
- マララ・デー:すべての子どもに教育を(2013年7月12日)
- 南アフリカ:被害者から勝者へ(国連21世紀シリーズ)
- 奪われた子ども時代-エチオピアの小さな花嫁
- インド: 忘れ去られた女性たち(6月23日は国際寡婦デー)
- 紛争における性暴力を裁く:旧ユーゴ国際刑事裁判所(ICTY)
- ボスニア: 紛争の傷を癒す
関連資料
- 女性と平和、安全保障をめぐる取り組み強化へ~国連を中心に、議論が活発化
2013年11月18日 - 安保理、紛争関連の性暴力不処罰に終止符を打つ取り組みを強化
プレスリリース 13-036-J 2013年07月02日