ムランボ=ヌクカ UN Women(ユーエヌ・ウィメン)事務局長の来日について
プレスリリース 14-018-J 2014年03月24日
このたび、プムズィレ・ムランボ=ヌクカ UN Women (ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関)事務局長が、日本政府外務省の招聘により、3月25日から28日まで来日します。
事務局長は政府要人との会談のほか、国会議員、日本における関係団体をはじめとする幅広い関係者と意見交換を行う予定です。また、3月28日(金)11:30から日本記者クラブでの記者会見も予定しています。
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プムズィレ・ムランボ=ヌクカ UN Women 事務局長
略 歴
プムズィレ・ムランボ=ヌクカ(南アフリカ)は2013年8月19日、UN Women事務局長(事務次長レベル)に就任しました。人権、平等、社会的正義の問題について取り組み、豊富な実務経験と知見の持ち主です。政府、民間部門、市民社会組織に勤務し、故国である南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)の撤廃に積極的に関わりました。
2005年から2008年まで南アフリカの女性副大統領を務め、貧困撲滅や経済成長の恩恵を貧困層にもたらすためのプログラムを監督し、特に女性にフォーカスした取り組みを行いました。それ以前には、鉱物・エネルギー大臣(1999年~2005年)、貿易産業省の副大臣(1996年~1999年)を歴任しました。1994年から1996年には、南アフリカ初の民主的政権下で国会議員を務めています。
ムランボ=ヌクカ事務局長は教師としてキャリアをスタートし、ジュネーブにある世界キリスト教女子青年会(YWCA)の女子青年部コーディネーターを務めたことにより国際経験を得ました。また、リーダーシップの育成と教育を支援するウムランボ財団の設立者でもあります。長年にわたって女性の権利の推進に携わり、教育、女性のエンパワーメント、ジェンダーの平等に取り組む複数の団体にも関わっています。
英国ウォーウィック大学から教育および工学博士号を取得。
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