北朝鮮の人権状況に関する国連特別報告者が訪日(4月8日~10日)
プレスリリース 14-027-J 2014年04月07日
ジュネーブ/東京(2014年4月3日)– 朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の人権状況に関する国連特別報告者マルズキ・ダルスマン氏は、DPRKに関する調査委員会による作業の直接のフォローアップとして、4月8日から10日にかけ、東京を訪問します。
「委員会による調査結果は、DPRKにおける悲惨な人権状況が国内的、地域的問題にとどまらず、すべての関係者の協調的対応を要する国際的な重要事項だということを明白にしました」。このように語るダルスマン氏は先月、人権理事会に重要な節目となる報告書*を提出した3名の委員から成る調査委員会のメンバーにも加わっています。
「委員会は、日本人を含む外国人の拉致や強制失踪を国が後押ししていることで、DPRKの暴力が国外にも飛び火しているとの調査結果を得ています。こうした国際的な強制失踪は、その程度、規模および性質において、他に類を見ないものです」。ダルスマン氏はこう付け加えました。
委員会はその広範な提言の一環として、DPRKに関する特別報告者に対し、国際的な拉致、強制失踪および関連の問題に緊急に取り組むための戦略を策定するよう促しています。
「今回は私にとって、委員会の作業完了後初の訪日となります。調査結果の深刻さと、これによって浮き彫りになった国際的な拉致や強制失踪の問題は、私たちに新たな目的意識をもたらすものと信じています」。ダルスマン氏はこのように述べました。
特別報告者は訪日中、外相や拉致問題担当相のほか、被害者の家族、市民社会その他関係者との会談も予定しています。
2010年の任命以来、特別報告者は数度にわたり、DPRK訪問の要請を行ってきましたが、これまで同国への立ち入りは認められていません。
特別報告者は2014年4月10日、現地時間午後2時から、東京の日本記者クラブで、訪日を締めくくる記者会見を行うことになっています。
(*) 調査委員会の報告書は下記でご覧になれます。 http://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/CommissionInquiryonHRinDPRK.aspx
マルズキ・ダルスマン氏(インドネシア)は2010年8月、国連人権理事会により朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の人権状況に関する特別報告者に任命されました。ダルスマン氏は特別報告者として、いかなる政府または組織からも独立し、個人としてその任務にあたっています。ダルスマン氏はこれまで、ベナジール・ブットー元パキスタン首相の暗殺に関する3名から成る国連調査委員会に加わったほか、スリランカに関する国連事務総長の専門家パネルでは、議長を務めています。人権委員会は2013年3月、DPRKでの組織的、広範かつ深刻な人権侵害に関し調査、報告する3名から成る委員会のメンバーにもダルスマン氏を任命し、特別報告者と兼任させることにしました。詳しくは下記をご覧ください。
http://www.ohchr.org/EN/HRBodies/SP/CountriesMandates/KP/Pages/SRDPRKorea.aspx
国連人権高等弁務官事務所国別ウェブページ – DPRK: http://www.ohchr.org/EN/countries/AsiaRegion/Pages/KPIndex.aspx
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Esther Lam (+41 79 444 4332 / elam@ohchr.org)
東京(訪日中):妹尾靖子氏、国連広報センター広報官 (+81 3 5467 4451 / yasuko.senoo@unic.org)
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ナビ・ピレイ国連人権高等弁務官の「人権デー」メッセージは以下をご覧ください。
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