UNギャラリー
「人身取引と世界的な人の移動」展
~4月5日からスタート~
プレスリリース 06/020-J 2006年04月04日
国際移住機関(IOM)と国際連合広報センター(UNIC)は、2006年4月5日(水)より、東京・渋谷のUNギャラリーで「人身取引と世界的な人の移動」展を開催します。
世界的に広がる人の移動を背景として、人身取引(トラフィッキング)の問題とその対策に焦点を当てつつ、IOMが実施するスマトラ沖地震・津波、パキスタン地震他に対応した支援活動、スーダンの国内避難民帰還支援などを紹介します。
人身取引というと、性的搾取のために若い女性や子どもが国際的に取引されることが一般的にイメージされますが、実際には男性や大人が、強制労働や物乞い、臓器摘出のために犠牲となる場合も見られます。IOMは国際機関としての活動実績をもとに、人身取引の背景としての被害者の出身国の貧困問題、被害者を移動させ搾取する手口、国際的な犯罪ネットワークの存在、アジア地域を含めた国際的な人身取引の実態などの理解を深めてもらえるような展示を行います。
IOMが各国で使用している人身取引対策キャンペーン・ポスター、パンフレットの紹介をはじめ、東南アジアなど人身取引の被害者が多い国で教育活動に使用しているビデオの日本語吹替版や、各国で作成した人身取引の危険を教えるビデオの上映を行います。また4月19日(水)15-17時に、人身取引問題などをテーマにしたワークショップ*を行います。
タイトル: | 「人身取引と世界的な人の移動」展 |
期 間: | 2006年4月5日(水)~5月10日(水) ※土・日曜日および5月3-5日は休館 |
時 間: | 10:00~17:30(最終日は15:00まで) |
場 所: | UNギャラリー(UNハウス1、2階) 渋谷区神宮前5-53-70(地下鉄表参道駅、B2より徒歩5分) |
主 催: | 国際移住機関(IOM)、国際連合広報センター(UNIC) |
入場料: | 無料 |
* ワークショップの詳細は、http://www.iomjapan.org/news/event_005.cfm をご覧下さい。