国際平和デー(9月21日)事務総長メッセージ
プレスリリース 14-056-J 2014年09月19日
きょうは「国際平和デー」です。
国連は毎年、この日に全世界での停戦を求めています。
私たちは、すべての人々が平和の空気を享受できるよう、戦闘員に武器を置くよう呼びかけます。
武力紛争は家族やコミュニティ、そして国全体に計り知れない悲しみをもたらします。
あまりにも多くの人々が今も、戦争を挑発する論者やテロリストの残忍な行為に苦しんでいます。
こうした苦しんでいる人々と連帯していこうではありませんか。
平和と安全は、社会の前進と持続可能な開発に欠かせない基盤です。
国連が30年前、平和を手にする諸国民の権利を確認した理由も、ここにあります。
私たちは来年、一年を通じて国連創設70周年を記念します。
私たちの組織、国連は、戦争の惨害から将来の世代を救うという約束を果たすために設立されました。
私たちは大きな前進を遂げました。
しかし、まだ多くの課題が残っています。
私たちは、過激思想の火を消し、紛争の根本的原因に取り組まなければなりません。
今日から一歩ずつ、私たちはともに、平和への長い道を歩まなければなりません。
きょう正午、1分間の黙祷を捧げましょう。
私たち全員が、平和について、そして人類にとっての平和の意味について、深く考えようではありませんか。
そして、私たちの心の中に蒔いた平和の種が成長し、花を咲かせることができるよう、大事に育てていこうではありませんか。
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