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米国と中国が、2020年以降の気候変動対策を発表したことを受けて

2014年11月14日

私は、欧州による排出量削減目標の決定に続き、米国と中国がそれぞれ、2020年以降の気候変動対策を発表したことを称賛します。気候変動の影響に強い低炭素社会への転換は加速しています。私は、G20をはじめとするその他のリーダーや主要経済国に対しても、この勢いを持続できるような貢献策を示すよう促します。

世界はG20に対し、気候変動対策への資金拠出についても期待を寄せています。私はG20諸国に対し、ベルリンで近く開かれる拠出誓約会議において、グリーン気候基金(GCF)の資本化に向けた、野心的な誓約を行うよう求めます。

最新のIPCC報告書が示しているように、さらに破壊的な結果を避けたいのならば、私たちは迅速かつ断固とした行動を起こさなければなりません。私たちは気候変動を抑制し、より良い未来を築く手段を持ち合わせているのです。

潘基文(パン・ギムン)事務総長

2014年11月14日、ブリスベーン(オーストラリア)で