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潘基文(パン・ギムン)国連事務総長、安倍首相と会談 国連に対する日本の貢献に謝意を表明 (2015年3月14日、仙台)

プレスリリース 15-023-J 2015年03月15日

©UN Photo/Eskinder Debebe

第3回国連防災世界会議の開催に際して、潘基文事務総長は本日、安倍晋三首相と会談した。

潘事務総長は、日本が模範的な加盟国であることに留意し、国連の活動のあらゆる分野に対する日本の貢献に謝意を表明した。

潘事務総長はまた、持続可能な開発にとって、今年がこれまでにない機会を提供していると述べた。そして、仙台では災害リスク軽減、アディスアベバでは開発資金調達、ニューヨークではポスト2015開発アジェンダ、パリでは気候変動、とさまざまな会議が開催されることを指摘し、それらの会議を通じて、国際社会は貧困を根絶する行動をとり、世界を持続可能な開発の軌道にのせることができる、と述べた。

潘事務総長と安倍首相は、暴力的な過激主義に立ち向かい、ISILの脅威に取り組んでいくことに合意。後藤健二さんと湯川遥菜さんが惨殺されたことについて、潘事務総長は日本の政府と国民に弔意を示した。

潘事務総長と安倍首相はまた、クウェートで開催される支援会合を含めたシリアの問題、中東和平、国連改革の問題についても話し合った。

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