砂漠化および干ばつと闘う国際デー(6月17日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ
プレスリリース 24-035-J 2024年06月14日
何十億もの人々の安全と繁栄、健康は、生活と生計、生態系を支えている豊かな土地にかかっています。
しかし私たちは、自らを支えてくれる大地を破壊しています。毎秒ごとに、サッカー場約4面分の健全な土地が劣化しているのです。
今年の国際デーの焦点が想起させるように、私たちは「土地のために団結」しなければなりません。
各国政府、企業、学界、コミュニティーなどが一体となって、行動しなければなりません。
私たちは、何をすべきかわかっています。それは、国連砂漠化対処条約(UNCCD)に明記されています。
条約採択30周年にあたり、世界は、条約履行のペースを劇的に加速させなければなりません。
リヤドで開催されるUNCCD第16回締約国会議(COP16)に向けて、機運を醸成しなければなりません。
そして、交渉の場に、若者たちの声を届けなければならないのです。
共に、自然と人類のために、豊かな未来への種を蒔こうではありませんか。
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