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青空のためのきれいな空気の国際デー(9月7日)に寄せる アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 24-060-J 2024年09月06日

© Romeo Ibrišević/WMO

「 #CleanAirNow に投資しよう 」

人類の99%が汚染された空気を吸っており、それにより、5歳未満の子どもたち70万人超を含む、800万人が早死にしていると推定されています。

汚染はまた、経済を窒息させ、私たちの地球を熱くし、気候危機の炎に油を注いでいます。そして、女性、子ども、高齢者など、社会で最も脆弱な立場に置かれた人々が、不当に大きな影響を受けています。

しかし汚染は、私たちが阻止できる「サイレント・キラー」です。

きれいな空気に投資するためには、政府と企業の両方による行動が必要です。それは、化石燃料の段階的廃止、大気環境モニタリングの強化、大気環境基準の施行、再生可能エネルギーの促進、クリーンな調理への移行、持続可能な輸送や持続可能な廃棄物管理システムの構築、サプライチェーンの浄化、メタンを含む有害排出物の削減などの行動です。

また、炭素に価格を設定することも、極めて重要です。

さらに、開発機関、金融機関、慈善団体は、きれいな空気を実現するテクノロジーを支援するために資金を振り向けることで、地球が直面する三重の危機と闘うことができるのです。

そして何よりも、私たちは、地域レベルや世界レベルで力を合わせねばなりません。

きれいな空気への投資は、命を救い、気候変動と闘い、経済を強化し、より公正な社会を築き、持続可能な開発目標(SDGs)を前進させます。

「青空のためのきれいな空気の国際デー」にあたり、すべての人々のためにより健康な地球を守っていると知って私たちがほっと一息つけるように、今すぐ投資をしようではありませんか。

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原文(English)はこちらをご覧ください。