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10月7日の攻撃から1年に際してのアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ(2024年10月7日)

プレスリリース 24-067-J 2024年10月06日

今日で、ハマスがイスラエルに向けて大規模なテロ攻撃を開始し、子どもや女性を含む1,250人以上のイスラエル人と外国人を殺害した10月7日の恐ろしい出来事から1年となります。

250人以上が拉致され、ガザに連れて行かれましたが、その中には多くの女性や子どもも含まれていました。

10月7日の攻撃で多くの魂が傷つけられました。今日、私たちは、地道に自らの人生を生きていただけなのに残酷に殺され、性的暴力を含む筆舌に尽くしがたい暴力を受けたすべての人々のことを思い起こします。

今日は、国際社会が、人質の拉致を含むハマスの忌まわしい行為に対する私たちの完全な非難を最も大きな声で繰り返す日です。

私はこの1年間、人質たちの家族と面会してきました。彼らの愛する人々の人生、希望、夢についてより多くのことを知りました。そして、彼らの苦悩と痛みを分かち合いました。

彼らが毎日耐えなければならない拷問のような日々は想像がつきません。 私は、すべての人質の即時かつ無条件の解放を改めて要求します。

その時まで、ハマスは赤十字国際委員会がこれらの人質を訪問することを認めなければなりません。

10月7日は、当然ながら、あの恐ろしい日の出来事に焦点を当てる日です。 私は、すべての被害者とその愛する人々に連帯を表明します。

10月7日以来、衝撃的な暴力と流血の波が勃発しました。

1年前の恐ろしい攻撃に続く戦争は、ガザのパレスチナ人、そして今やレバノンの人々の生活を粉々にし、深刻な人的苦痛を与え続けています。

私はこのことについて、頻繁にはっきりと述べてきました。

今こそ、人質を解放する時です。 銃を静める時です。 この地域を飲み込む苦しみを止める時です。 平和、国際法、正義の時です。

国連は、これらの目標の実現に全力で取り組んでいます。

多くの流血と分断がある最中でも、私たちは希望を持ち続けなければなりません。

犠牲者に哀悼の意を表し、家族を再会させ、中東全体の苦しみと暴力を終わらせようではありませんか。

そして、イスラエル、パレスチナ、そして地域の他のすべての国々が、遂に平和と尊厳の中でお互いを尊重して暮らせるよう、紛争の永続的な解決のために努力を決して止めないようにしようではありませんか。

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