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国連デー(10月24日)事務総長メッセージ

プレスリリース 13-075-J 2013年10月24日

親愛なる友人の皆様

「国連デー」は、国連というかけがえのない機関が、平和と共通の進歩にどれだけ貢献しているかを認識する機会です。

それはまた、よりよい世界を目指す私たちのビジョンを実現するために、さらに何ができるのかをじっくり考える日でもあります。

シリアでの戦闘は、私たちにとって最大の安全保障上の課題となっています。

数百万人が国連の人道援助要員による支援を頼りに暮らしています。

国連の専門家たちは、ノーベル平和賞を受賞した化学兵器禁止機関(OPCW)と手を携え、シリアが保有する化学兵器の廃棄に努めています。

そして私たちは、外交的解決により、あまりにも長く続いている苦難に終止符を打つことを強く求めています。

持続可能性の実現は、私たちにとって最も急を要する開発課題です。

「ミレニアム開発目標(MDGs)」は、貧困を半減させました。

私たちは今、この勢いに乗り、同じく意欲的なポスト2015年開発アジェンダを作り上げるとともに、気候変動に関する合意を達成しなければなりません。

国連は今年も、武力紛争、人権、環境その他多くの問題に一丸となって取り組んできました。

私たちは、集団的行動で何が実現できるかを実証し続けています。さらに大きな成果をあげることも可能です。

世界が相互関連性を強める中、私たちも結束を強めなければなりません。

「国連デー」にあたり、私たちの創設の理想をかなえ、平和、開発、人権をともに推進してゆくことを誓おうではありませんか。

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