地雷に関する啓発および地雷除去支援のための国際デー(4月4日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ
プレスリリース 25-021-J 2025年04月03日

世界では、1億人以上の人々が地雷、爆発性戦争残存物、即席爆発装置の危険にさらされています。
アフガニスタンからミャンマー、スーダンからウクライナ、シリア、パレスチナ被占領地域、そしてその他に至るまで、こうした命を奪う装置が農村や都市のコミュニティーで撒き散らされ、民間人を無差別に殺害し、重要な人道支援や開発の取り組みを妨げています。
銃声が止んだ後もなお、これらの戦争残存物は存在し続け、畑や小道、車道に潜み、罪のない民間人の生命やコミュニティーの生計を脅かします。
毎年、国連の勇敢な地雷除去要員たちは、パートナーたちと連携してこれらの兵器の場所を特定・除去し、教育や脅威評価を提供し、人々が安全に暮らし、働き、移動できるようにしています。直近ではガザ地区で行われているように、彼らは大きな危険が伴う中でそうした活動を行っているのです。
今年の「地雷に関する啓発および地雷除去支援のための国際デー」のテーマである「安全な未来はここから始まる」は、破壊されたコミュニティーを再建し、サバイバーを支援し、平和を構築していく上で地雷除去が果たす重要な役割を再認識させてくれます。
私は、対人地雷禁止条約、クラスター弾に関する条約、特定通常兵器使用禁止制限条約を批准していないすべての国々に対して、これらの条約を批准し、完全に履行するよう要請します。これらの条約に謳われている人道的規範と原則は、擁護され、順守されなければなりません。
また私は各国に対して、先ごろ採択された「未来のための協定」に盛り込まれた、世界的なコミットメントを擁護するよう要請します。それは、人口密集地での爆発性兵器の使用を制限・自制し、爆発物の脅威に終止符を打つためのあらゆる取り組みを支持するものです。
地雷除去は機能しているのです。共に、安全な未来を築くことを約束しようではありませんか。ここから、今すぐに。
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